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マーケット情報掲示板

7月22日(木)


以下の日程におきまして、香川の夏期休暇により、
会員情報をお休みさせて頂きます。


期間:2010年7月22日(木)〜7月30日(金) 


会員の皆様には急な休刊でご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解の程よろしくお願いいたします。



尚、次回の更新は8月2日(月)朝7時〜8時※更新予定です。







7月21日(水)


週末のイベントを控え神経質な市場

米景気への悲観論、欧州のストレステスト、ドルショートの積みあがり、ドル円では85円に近づいた場合の介入警戒。ユーロには1.30を2回付けたが、ここはダブルトップ。多くの要因が渦巻いている。明日から月内は夏休みをいただく予定でいる。次回は8月2日から配信しますので、ご了承ください。上記の要因がどうなっているかも楽しみだ。



ドル円で85円維持が危ないとなると、政府も介入に乗りださざるを得ないだろう。90年代に一緒に介入を行った財務省の勝主計局長も財務次官に就任、大矢新為替課長もかつての為替課長補佐。円安志向の強い菅首相肝いりの人事ではないかと見ている





7月20日(火)



ユーロに上げすぎ感。ドルの反発期待が出るか?


格付け機関ムーディーズが、アイルランドを格下げして来た。見通しは「安定的」ながら、同国は本日にも国債発行を計画しており、格付け機関の行動には、血も涙もない。これは、ユーロ円の売り要因となったが、日本の金融緩和観測が浮上しており、更なる円買いを防いだ。仮に円が85円台に突入すると、日銀が一層の金融緩和策を出してくるとの思惑から、ドル円は87円台を回復していた。しかし、日銀に、更なる緩和策があるとは思えないし、ドルの上値は思い。ユーロドルが1.30をつけたところで、ユーロに上げすぎ感も出てきた。



13日現在のシカゴIMMのポジションは、ドルが前週のロング38億ドルから、ショートの50億ドルに変わってきている。ドルショートが増えてくると、買戻し圧力となりかねず、この点は要注意だろう。





7月16日(金)



米国指標弱く、ドル売り優勢



一昨日のFOMCで、金融政策を巡り方向転換がなされた。

条件付ながら「経済見通しが悪化した場合、経済の下支えに向けた追加措置の検討に備える」というもの。この所、米経済の先行きに懸念が表明されている。



昨日発表された米国指標は、低調であった。特に、NY連銀製造業景況指数の5.08は09年12月以来の低水準。予想は18.0、先月は19.6であった。フィラデルフィア連銀指数も予想の+10に対して+5にとどまっている。その他、卸売物価も弱く、一昨日の小売売上高も▲0.5%と2ヶ月連続でマイナス。NY後場にSEC(証券取引委員会)より、GSに対する訴訟を取り下げるとの発表があり、NYダウが急回復、ややセンチメントが変わってきた。




7月15日(木)


米景気先行き懸念:FOMC、小売売上高は弱気



一昨日、インテルの好決算結果を主因に、NYダウが急上昇した流れから、日経平均も大幅上昇。アジア時間は、リスク選好の円売りが優勢となった。

欧州時間で、格付け機関フィッチがスペインを格下げするとの噂が市場を駆け巡り、ユーロが急速に売られる場面があった。フィッチはこの噂を否定したことから、ユーロ円が乱高下、113円台から112円付近を往復。

米国小売売上高がマイナス0.5%と2ヶ月連続でマイナス。更にFOMC が、今年の景気見通しを下方修正して来たことで、米景気の下ぶれリスクが改めて浮上して来ている。

こうなると、消去法から、円が買われそうな展開だが、その円にも力強さはない。ユーロに回復期待が出て来るか?





7月14日(水)


ムーディーズのポルトガル格下げもユーロが急回復



いきなりムーディーズがポルトガルの格下げを発表してきた。

EU高官からも、追い討ちをかけるように、「行過ぎた赤字国は、救済しない方向でEU が合意」との発言で、ユーロ円は110円60銭台に急落した。今朝は112円85銭まで回復している。



ポルトガルには、EU各国が支援を表明、フィッチによる日本の参院選の結果への警告で、ユーロ円の売りにバイアスがかかった。更にインテルの好決算でNYダウが上昇してきたことなどから、今日の市場は株価高・円安になりそうだ。もう格付け機関にはだまされないという強い姿勢が今の市場に求められている。









7月13日(火)


参院選の解釈に温度差


参院選の結果を受けて、どちらかといえば円売りと常識的な反応で東京市場は始まった。ドル円は88円後半から89円15銭付近まで、2週間ぶりの円安となったが、午後に日経平均がマイナス圏に突入すると、円買いが活発となった。輸出企業からも円買いが持ち込まれた。しかし、円安論者としての菅首相の政治力が低下すると、どうなるのか?あるいは、政局混迷による株価が下落すると、リスク回避の円買いが出てくる可能性も否定しきれず、アジア時間は気迷い気味であった。



今週は、多くのイベントが待っている。ストレステストには、様々な報道が飛びかうだろう。米国企業の決算発表が好調だと、NYダウが上昇、リスク選好のドル売り、円売りが優勢となりやすい。中国農業銀行のIPOは世界最大規模になるが、この荷もたれ感も払拭されそうだ。参院選の結果、一時は89円台までの円安となったが、それとは別の要因で、円安が緩やかに進むのではないかと思っている。








7月12日(月)



世界経済全般に対する見方が楽観的に



世界経済に対する見方が楽観的なっているように感ずる。アジア・北米の株式市場は、すべてが上昇、欧州も総じて堅調であった。リスク選好の円売り、ドル売りが入りやすい地合いにあるが、いまだユーロなどには、急激な上げに対しては、上げすぎ感も出てきている。しかし、相場が上昇する場合には、ジグザクにあげることが多いので、下がったところは買いで入る戦略をとるべきだろう。

日本の参院選で与党の敗北は、ある程度の円安要因となりそうだが、株価が下がれば円買い要因ともなりかねず、大きな要因とはなりにくい。流れは円安だろう。

ワールドカップのスペイン優勝も、ユーロ圏同士の対戦で、スペインの優勝がユーロ高に結びつくかは疑問。しかし、全般的な流れはユーロの回復を見ている。







7月9日(金)


株価回復でリスク選好からドル売り・円売り



7日(水)のNY株式市場が、274ドルの上昇を示し、NYダウは1万ドル台を回復してきた。リスク選好のドル売り・ユーロ買い、クロス円での円売りが優勢となった。ユーロドルは2ヶ月ぶりの上昇で、一時1.2700台。AUDも6月の新規雇用者数が4.59万人と予想の1.5万人を大きく超えたことがAUD 買いの要因となった。



予想通り円安となってきたが、週末のポジション調整と利食いのユーロ売り、AUD売りが入る可能性には注意したい。まだ円安を見ているが。






7月8日(木)


世界景気減速懸念で円買い。NY後場はドル売り・円売り。



NY前場までは、円買いが優勢。昨日「今日の一手」で、クロス円の売りを推奨した。ユーロとAUDが一時的に上がりすぎた反動から、ユーロドル、AUDドルが下落するのではないかと思っていた。確かに、これら通貨は下落したが、

NY時間では、再度上昇してきた。NY後場にかけて、NYダウが急進、1万ドル台を回復して来た。ステート・ストリート銀行の好調な決算見通しが効いている。

今日は、日経平均も上昇、円売り傾向となりそうだが、これはNY市場からの影響だ。






7月7日(水)


米経済指標さえず、ドル売り優勢



昨日の朝方、中国が日本国債を買い増しするとの報道で、ドル円は87円75銭から、一時は87円40銭付近までの円買いが突然入ってきた。この動きは、RBA(豪州中銀)が2ヶ月連続で政策金利を据え置いた後のタカ派的なコメントによるAUD買いで円高も限定的となった。

NY時間では、ISM非製造業景況指数が53.8と予想の55を下回り、再びドルが売られる展開となってきた。



この所、米国の経済指標が悪化しているとの解釈が優勢だ。今回のISMはそれほど悪い数字とは思えないが、これも少し誇張された動きのように思っている。現に今朝は、ドル円ではドルが87円50銭台と回復基調にある。







7月6日(火)


NY休場で手掛かり難

先週から、リスク回避傾向がやや後退した動きを読み取って、日経平均株価は+63円の上昇。むしろ、円安傾向の動きが日経平均をサポートしたのであろう。堅調に始まった欧州株価が、やや弱含みに転じたことで、ユーロに売り圧力がかかってきた。ユーロドルは1.2557から1.2508の狭いレンジながらも、やや弱含み。



ドル円は堅調さを保ち、87円60銭〜88円の40銭のレンジ内にとどまっている。このままの堅調さを維持すると、当面は200時間線のある88円86銭がターゲットになってくるのだろう。もともと、円は円高すぎる。






7月5日(月)


ユーロの回復が、リスク回避を後退させるか



先週は、ドル円では円買い(87円割れー7月1日)、ユーロドルも、ムーディーズによるスペイン格下げの観測が報道され1.2150までのユーロ売りが進んだ。週末は、センチメントが変わりつつあり、ドル円87円75銭、ユーロドルは1.2565付近に上昇して帰ってきた。



安全志向から買われていた米国債10年物利回りも、2.98%(前日2,94%)まで上昇。行過ぎたリスク回避傾向が、やや後退しているように感じられる。本日はNY市場が独立記念日で休場となる




7月2日(金)


ドル安進行もセンチメントは反転か?



円高が一気に進み97円フラットのオプション・バリアをヒットしたことで、達成感も出てきているのではないだろうか?市場のポジションはドルショートに傾いていると思われる。昨日からのユーロの回復も、ユーロショートを買い戻す動きだろう。米国10年債利回りの2.90%と落ちすぎ感もある。本日は、株式市場がしっかりし、為替市場のセンチメントも変わってくるのではないかと思っている。市場はリスクに過敏に反応しすぎていたことに気づくだろう。






7月1日(木)


ECBの資金供給でユーロに安心感、ムーディーズが水



7月1日に昨年ECB がオペにより、 資金供給した1年物資金4,420億ユーロの期日が到来する。市場は欧州の銀行に資金調達不安があるのではないかとの懸念が強かったが、昨日ECB は、1,319億ユーロの資金を170行に供給、これによる安心感から、ユーロが買われた。しかし、格付け機関ムーディーズによるスペインを格下げの方向で見直すとの報道で、今度はユーロ売りという、忙しい展開となった。



ドル円88円ミドルは、売り込むには逡巡するレベルと感じるが、日経平均の下落が円高方向に持ってゆくのか?







6月30日(水)



米国長期金利が急落、円買い優勢



6月半期末の市場で、多くの要因が飛び交った。

@ 東京時間で米国債先物の利回りが急落、3%を割ってきたこと。

A 更に、中国の4月の経済指数を発表もとの米国カンファレンス・ボードが+0.3%と予想の+1.7%から大幅に下方修正してきた。計算間違いらしいが、上海株式は4.59%の下落となった。

B ドバイの航空会社に資金繰り懸念が出てきたとの、仏紙の報道で、リスク回避の円買いが入ったこと、などで円買いが優勢な展開となった。





6月29日(火)


半期末を控え動意薄、7月から荒れ模様?



海外金融機関、特にファンド筋が決算を控えて、収益のブレを避けたいようだ。シカゴIMMにおける円ポジションは、22日現在で3,630枚の円ロングとなり、前週まで続いた円ショートを解消してきた。これで、ポジション調整は終了。後は7月2日の、米国雇用統計の結果待ちとなるのだろう。



市場参加者の多くが「ドル安・円高」を見ていたが、昨日は、マジョリテイの見ている方向には行かなかった。今日は、ケースシラー住宅指数がドルを支えるか、注目している。



ワールドカップ、日本vsパラグアイ戦の前で、市場への関心も薄れそうだ。昨今の市場のボラが低下しているのも、ワールドカップの影響もありそうだ。





6月28日(月)


消去法からは円買いだが?

市場は米国の経済指標に敏感になりつつある。先週23日(水)のFOMCにおいて、異例の低金利を継続させる方針が打ち出された。市場は、米経済の後退を読み取ったようだ。今週も、週末7月2日に発表される米国6月の雇用統計を初め、米経済指標に注目が集まりそうだ。米国債利回りの低下による、日米金利差の縮小傾向も、ドル円の押し下げ要因となりそうだ。すでに円買いが89円台前半にまで入ってきており、市場のポジションも円ロングとなってきた。市場のマジョリティも円高を見ている。大方の参加者が、同一方向を見ていると、その方向へは進みにくいということもある。






6月25日(金)


米金利低下、米経済指標も不透明でドル売り優勢



23日のFOMCで「異例の低金利を継続」との声明を受けて、ドル金利が緩んだ。更に、23日発表の米国5月の新築住宅販売件数が、1963年に統計開始以来、最低の水準に落ち込むなど、米経済の先行きに不透明感が出てきた。



ユーロも弱いがドルも弱い。消去法から、円が買われる展開の中、恐らくヘッジファンド筋がドル円で、大量のドル売りに動いたようだ。

ドルは円及び欧州通貨に対して弱く、資源国通貨に対しては堅調に動いた。日本の10年国債の利回りも1.125%と03年8月以来6年10ヶ月ぶりの低水準に落ち込んできたが、円買いが強いのは、ヘッジファンド筋の投売りが効いているようだ。





6月24日(木)



FOMC受け、消去法から円に避難通貨の役割



昨日の人民元基準値は6.8102と前日終値の6.8136と著変はなかった。昨日も、国有銀行からのドル買い、元売りの介入が入った事で、市場では中国は何も変わらないとの見方が大勢となったものと思われる。



焦点は,NY時間午後に発表されたFOMCで、米国は「異例の低金利を長期間にわたり継続」との文言にドルが売られ、ドル円は約1ヶ月ぶりの90円割れとなってかえって来た。消去法で、ドルでもない、ユーロでもないとの理由で、円とポンドが買われる動きとなっている。この動き、少し誇張された円高のように思われ、このまま円高が進むかどうかには懐疑的な気分でいる。






6月23日(水)


人民元の弾力化は限定的、EU不安に焦点


昨日の人民元は、対ドルで、6.7890と上昇して始まったが、終値は6.8136と前日より23%下落して終了した。途中で、中国国有銀行による「元売り」が入ったが、人民銀行の代理介入であろう。



昨日の円買い、ドル買いは、21日に人民元弾力化報道にも拘わらず、基準値が先週末から変わらなかったことで、91円台まで円売りが進み、「肩透かし」を食らった市場の調整機能が出てきたものだろう。心配なのは、やはりユーロにある。更に米国5月の中古住宅販売件数が、前月比2.2%の下落と予想外の不振となり、ドル円でドル売りが進んだが、ユーロ安が再燃しそうな雰囲気となってきたように感じている。







6月22日(火)


人民元弾力化に肩透かし

先週末発表された、中国人民元の弾力化強化の報道を受けて、円買いドル売り優勢のうちに今週は始まった。東京オープンの豪州市場では、90円01銭までの円買いが入った模様。しかし、中国市場オープン後に発表された対ドル人民元レートは先週末と変わらずの6.8275と市場の失望をまねいた。



心配なユーロの急落

心配なのは、ユーロの下落。ユーロドルは高値1.2465から一時1.2303まで下落する場面があった。背景には、ノワイエ仏中銀総裁による「一部の銀行で、資金調達の問題が拡大」との発言は、犯人探しが活発となり、ユーロ売りと格付け機関フィッチによる、仏大手銀行BNPの格下げの発表でユーロ売りが進んだものと見ている。







6月21日(月)


中国人民元の弾力化強化で円高圧力



週末19日に中国より人民元の弾力性強化のニュースが入ってきた。

08年7月以降、かたくなに対ドル、6.83付近を保っていたが、ついに見直しが行われることになった。ドル円は、下方に「窓」を開けて90円30銭台でオープン、90円20銭台から50銭台の間で取引されている。人民元の切り上げ幅は小幅なものにとどまると見られる事から、為替市場に与える影響は限定的かとも思う。





6月18日(金)


スイス中銀の声明からドル一段安



スイス中銀(SNB)は政策金利を0.25%に据え置いた。正確には、目標レンジは0.00〜0.75%、目標値を0.25%としたが、これは予想通り。予想通りでなかったのは、「対ユーロでのスイスフラン高を断固として阻止する」との文言が削除されたことである。スイスフラン高で、「デフレの恐れがある場合は必要に応じて行動する」との声明を発表した。



これにより、ユーロ高・ドル安が進み、ポンドも英国小売売上高の改善に支えられポンド高に動いた。





6月17日(木)



一日の中にも四季



一昨日、米国株式が200ドル以上も上昇した後を受けて、昨日の日経平均を初め、アジアの株式市場は全面高。為替市場も、リスク選好が優勢となり、円売り・ドル売りが進んだ。しかし、欧州時間から、強気だった市場にも弱気な要因が出てきた。市場は強弱要因が混在する形となった。

特に、スペイン/ドイツの10年債利回り格差が、ユーロ創設以来最大に拡大。EU,IMF 米国財務省が2,500億ユーロの(約30兆円)のスペイン向け融資枠を準備するなど、動きは神経質だ。



6月16日(水)



ギリシャ格下げも市場は持ちこたえる



一昨日、ムーディーズによるギリシャ格下げ、それも4段階もの格下げを受けて、市場のセンチメントが一瞬悪化したが、昨日のNYダウはプラス212ドルと堅調な基調を回復した。ドル円も91円台前半から、今朝は91円50銭台に、ユーロ円も113円台を回復する場面も見られた。ユーロドルも1.21台に下落するも、その後は1.23台を回復するなど、ムーディーズによるギリシャ格下げの影響から立ち直った。



シカゴIMMの資料では、6月8日現在のユーロポジションはショートの111千枚と、1日のショート93千枚から大きくショートに傾いており、ポジション調整のユーロ買いを入れたい参加者は多いのではないかと推測する。




6月15日(火)


市場の改善に、ギリシャ格下げで冷水



先週の米国ミシガン大学消費者信頼感指数が、2年半ぶりの高水準となったことを契機に、主要国の株価が堅調に推移、為替市場では、リスク先行の円売り・ドル売りが優勢な動きとなっていた。午前2時ごろ、格付け機関ムーディーズがギリシャ格下げを発表、ユーロドルは1.23付近から今朝は1.2220付近。上昇していたNYダウもマイナス圏にて終了、市場を冷やした。



市場参加者は、株式などのリスク資産を減らしすぎており、この段階で購入に走っているところのようだ。ギリシャの格下げというハプニングはあったが、この強気相場、当分続くのではないか。





6月14日(月)


米国小売売り上げの不振を消費者信頼感がサポート



欧州からのネガティブな信用不安をあおるような報道もなく、リスク選好の円売り、ドル売りが進んでいた。米国5月の小売売上高が、前月比▲1.2%と4月の+0.2から急落、一時は91円70銭にあったドル円が91円20銭台にまで急落するという動きを見せた。一方、ミシガン大学消費者信頼感指数が75.5と2年半ぶりの強い数字が発表されたことでドル円は、91円70銭付近まで戻して引けてきた。今朝のドル円も91円80銭がらみの展開となっている。



シカゴIMMのユーロポジション(6月8日現在)は、ユーロショートの111千枚と、前週のショート93千枚から更に膨らんでおり、このままユーロが回復すればストップを巻き込んだユーロ買いが追随しそうだ。







6月11日(金)



ユーロにセンチメントの変化?

ECB,BOEとも、政策金利は予想通り変更なし。BOE は2,000億ポンドの資産買取り枠も現状維持とした。ECBも同様の政策であるが、トリシェ総裁から、改めて「債券購入は市場の機能を確実にする」との強いメッセージが出され、ユーロドルは1.21台にあがってきた。



欧州クロスの活躍ぶりを横目でにらみながら、ドル円の歩みは遅い。昨日はせいぜい91円45銭付近までの上昇はあったが、91円前半にて推移した。これも時間の問題で、92円を上回ってくるものと思っている。






6月10日(木)


平静さはNY前場まで、午後は一変、金利安からドル安



EU圏にはハンガリーからブルガリアにソブリンリスクの火種が映りそうな気配もあるが、昨日の市場は、NY市場前場までは、市場は落ち着いていた。米10年債の入札好調で、米国長期金利が緩み、それまで堅調にあったNYダウが急落、後退していたリスク回避の円買い・ドル買いが再燃してきた。



EU諸国圏から何が飛び出すか予測不明だが、市場が落ち着いてくれば、リスク回避が後退、リスク選好の円売り、ドル売りが優勢となって来るだろうが、市場の目はそろそろワールドカップに向き始めているのか?







6月9日(水)


EUの不透明感残る、ユーロに上値の重さ



ハンガリーの財政問題には一抹の懸念は残るが、ギリシャほどの大問題にはならないとの判断。バーナンキ議長からは「米経済は二番底を回避するに十分な強さがある」との発言で、NYダウは反発したが、欧州株価は弱く、リスク回避の円買い・ドル買いが優先される展開となった。ユーロの上値の重さ、ポンドは格付け機関フィッチのコメントに下落した。

EU統計局は、ブルガリアの提出した統計に懸念があり、精査の必要性を発表、新たな火種となるのか?依然としてEUは落ち着かない。






6月8日(火)


株式・為替でにらみ合いーストップ狙いの動き



大きな経済指標もなく、ハンガリー問題も沈静化の兆しか?

為替市場は株式市場を見ながら、株式市場は為替動向を見ながらの展開であった。欧州はアジア勢のポジション(円買いユーロ売り)の逆狙いのストップロスを引き出す動き。ユーロ円が東京で108円07銭まで下げ、欧州時間は110円30銭付近まで、2円以上も上げたことで、ストップは引き出されたのだろう。しかし、NYは欧州のストップロス狙いのユーロ売り・円買いの動きで、再び108円90銭台に下げてきた。



時差の優位性はどうにもならない。欧州はアジア勢のポジションを見て、ストップを引き出しにかかってくる。NYは、欧州のポジションを見てストップを引き出しにかかってくる。NYが血で血を洗う市場であることには、今も昔も変わらない。





6月7日(月)


ハンガリーの財政懸念など、新たなユーロ安要因

ハンガリーに財務懸念、仏大手銀行、ソシエテ・ジェネラルに損失発生の噂、米国雇用統計でのNFPの内容が弱かったことから、リスク回避の円・金・米国債券買いが優勢となった。

3日(木)には、殆どすべての主要市場の株価が上昇したが、4日(金)は一転、リスク回避の株安・円買い・金買いが顕著になった。安全資産としてのスイスフランにも対ユーロでは買いが入り、ユーロスイスは1.40を割れる水準にまでスイスフラン高が進んだが、SNB(スイス中銀)は介入を見送った。



本日の日経平均も3%程度の下落が予想され、東京時間の地合いはかわらないだろう。特にユーロは対ドル・対円で弱含みそうだ。2005年安値の、1.1640が当面の指針か?あるいは市場のユーロショートが大きく、買戻しのきっかけが出るか?注意しながらのショートキープだろう。




6月4日(金)



管財務相の円安志向を市場は先取り

本日の民主党首班指名で、管副総裁・財務相の指名の可能性が高まった。市場はこれを先取り、円売りで対応した。ただし、海外市場は、米4月ISM非製造業が、思ったほどの伸びがなく、円買いが入るという展開であった。





6月3日(木)


鳩山首相辞任で素直に円売り

鳩山首相の辞任に、市場は日本株売り・円売りで対応、日経平均はマイナス108円、円は各主要通貨に対し、円安が進んだ。ドル円の92円載せは、5月19日以来。後任には、管財務相の名前が浮上しており、管財務相といえば、「円は95円近辺を望む」と円安志向発言もあった。日銀にはインフレターゲットの導入で圧力をかけそうな気配もあり、これまでの円高を嫌う言動から市場は円売りで望んだ。



注目

米国は中古住宅販売保留が増大したことで、NYダウが225ドルの上昇してきた。週末のNFPの大幅増加も予想されており、どこまで円安となるのか注目している。






6月2日(水)



ユーロ、50%フィボナッチに支えられる

昨日の本稿で、ユーロ圏の銀行に多額の不良債権が発生する見込み、とのECBから報道を紹介した。昨日の欧州時間では、すでにこの発表がユーロ売りを招いた。ユーロドルは、1.2110付近まで06年4月以来14年ぶりの安値に落ち込んだ。ユーロ円でも、109円75銭付近まで円買いが入り、ドル円での円買いを招いた。同時に、イタリアとフランスの格下げの噂も欧州時間には出回ったようで、ユーロの下落に拍車をかけた。



ユーロの創設から11年半。対ドルで、ユーロの最安値は2000年10月の0.8230。最高値は2008年7月の1.6038となっている。単純に、この50%に当る価格(50%フィボナッチ)は、1.2134で、昨日の安値1.2111は、ほぼ50%フィボナッチに当たる水準。このあたりから、ユーロに買戻しが入る結果となった。



6月1日(火)


ユーロ売りは一旦小休止


週末発表されたフィッチによるスペインの格下げのサプライズは、週末のNY市場で、ドル円90円60銭、ユーロドル1.2255を付けたところで吸収された。ドル円が91円台にあげて帰ってきたこと、週末の株価がそれほど大きな下落とならなかったことで、欧州リスクは一時休戦状態に入ったのではないかと見ている。5月中のユーロドルが7.3%もの大幅下落、AUDドルも8.3%の下落と調整をある程度済ませた感じもある。今日のRBAによる政策金利の動向には注目しているが、4.5%で今月は「据え置き」と思う。中銀声明に注目している。







5月31日(月)


格付機関フィッチによるスペインの格下げ、市場を乱す

27日(木)には、中国が外貨準備の方針を変えないとの報道で、市場にはリスク回避を後退される雰囲気が生まれた。さらに、ユーロへの投資縮小が報じられたクウェートもクウェート投資庁が、この報道を否定したことで、市場には安心感も生まれていた。



しかし、フィッチがスペインの格付けを引き下げていたことで、市場のセンチメントがガラリと変わってしまった。いつものことながら、格付け機関の傍若無人ぶりには疑問が残る。



リスク回避の円買い、ドル買いが優先される市場に戻ってしまった。ユーロ円は113円65銭から、111円35銭、AUD円78円付近から76円40銭台に円買いが優勢な展開。しかし、ドル円は、何とか91円台を保って帰ってきたことで、今週も円高方向は限界的となりそうだ。









5月28日(金)


下げるもユーロ、上げるもユーロ、主な要因は中国

市場のリスク回避傾向が和らいできた。何よりも中国国家外貨管理局が「外貨準備の方針を変更しない」と一昨日の「見直し報道」を否定したことが大きな要因。現に、中国政府系ファンドが欧州投資を継続していることが、市場に安心感を与えているようだ。欧州投資に関しては、クウェートが、欧州投資を見直すとの報道もあったが、クウェート投資庁がこの地元紙の報道を否定したことも、リスク選好を強めた。



目先のリスクに対する姿勢が、「リスク選好」に変わってくるように思われる。ドル円には、ドル買いが入りそうだが、欧州通貨及び資源国通貨に対し市場がどのように反応するか?欧州通貨、資源国通貨に対しては、ドル売りが入りやすく、ドル円ではドル買いが優勢になるのではないかと思っている。クロス円は円売りが優勢となりそうだと思っている。




5月27日(木)


中国、ユーロ債見直し報道でユーロ売り・ダウ下落


珍しく、世界の主要株式市場は、ロシアとマレーシアを除きすべての市場が上昇した、と思われたが、早朝に掲記の報道が流れ、市場が崩れてしまった。ユーロドルが1.21台に、ユーロ円は110円を割り込み、クロス円・ドル円での円買いを主導した。ダウも2月8日以来の1万ドル割れで帰ってきた。今日の市場も荒れそうだ。





5月26日(水)


米国3地区連銀、公定歩合引き上げ要求でドル買い

昨日の市場は、NY時間の午後になって、4月の公定歩合に関する会議の議事録で、3連銀(リッチモンド、セントルイス、カンサス)から公定歩合引き上げ要求が出ていたことが判明、NYダウが急回復、ドル買い・円売りが優勢となった。



それまでは、二つのリスクからリスク回避の円買い・ドル買いが顕著であった。一つは、一昨日から報道されている、スペイン中銀による貯蓄銀行カハスルーを管理下においたこと、もう一つは北朝鮮の金総書記が、軍部に戦闘体制を整えるよう命じた、との朝鮮半島を巡る地政学的リスクの高まりであった。




5月25日(火)



ユーロにスペインから悪材料

19日に1.2143まで売られ、21日には1.2673まで急回復したユーロは1.25台で越週した。2日間で530ポイント(4.3%)の回復を見せたが、昨日はスペインの貯蓄銀行カハスルーをスペイン中銀が管理化においたとのニュースで、スペインの銀行システムに対する懸念からユーロ売りに火が付いた。上記のレンジの50%戻しにあたる1.2408をも下抜けてきておりユーロ売りが止まらない。今朝は1.2340台で推移している。スペインの小さな金融機関を中銀が管理下においただけの話だが、今の市場には、これでユーロ安を演出するには十分なようだ。本日は、22時発表のケースシラー住宅価格指数に注目。指数は強そうだ。







5月24日(月)


週末のNYで市場センチメントが好転



NYダウは一時1万ドルを割り込むが、終値では+128ドルと回復して終了した。米国30年債利回りが軟化したこと、金融改革法案が、予想より厳しい内容ではないとの見方が台頭してきたことが、リスク回避がやや緩み、NYダウの上昇に円売りが優勢となってきた背景だろう。ただ、ユーロ圏における好材料は乏しく、依然としてユーロの緊張感はとけていない。



注目

今週であるが、まだユーロ危機は終わっていないが、先週のパニック的なユーロ売りは、収まるのではないかと思っている。

多くの、市場参加者の見方は、依然としてユーロ売り、円買いが主流のようで、市場のマジョリティが同一方向を見たときは、なかなかその方向には行きにくい。注目は、米中戦略討議(明日まで)における、人民元の切り上げをめぐる議論だが、中国がすんなりと応じる気配はない。





5月21日(金)




NYダウ大幅下落で、リスク回避の円買い



一昨日、メルケル首相から提案された、空売り規制の禁止措置やCDSへの取引規制は、今の欧州市場とってはやむを得ない政策と見ていた。しかし、市場は、ユーロ離れ、市場のかく乱要因として受け取られたようで、NYダウの急落を招いた。ドイツ一国が先んじて導入した点、米国経済指標も、ダウをした押しした。



注目

市場は、介入警戒感からユーロ売りには慎重になっているようだ。本日は、EU財務相会談で、ドイツの措置がどのような展開を見せるのか注目される。

朝鮮の哨戒船の沈没に北朝鮮が絡んでいたことが国際的なコンセンサスとなったことで、日経平均の下落要因となった。この問題にも注意しなければならないだろう。

そして、急激なAUDの売りが顕著であった。08円夏の円キャリーの巻き戻しに匹敵する動きとなった。

本日、週末のポジション調整は、激しい動きとなりそうだ。








5月20日(木)


ドイツの金融規制がリスク回避の円買いに



一昨日、未明に発表されたドイツ金融当局が発表した空売り規制の影響はリスク回避の円買いを誘発した。規制強化が、リスク回避につながるというのは、理論的でないが、市場が動揺したことで、ユーロ離れが進むとの思惑による動きと見ている。今日の市場は改善しそうだ。





注目

オバマ大統領が1月に提唱した「ボルカー・ルール」をはじめ、市場は、90年代後半のビッグバンによる「何でもあり」の金融市場から「リスクを規制する動き」に変わってきている。今回のドイツによる規制も、最近の規制強化の流れの一環としてとらえるべきで、少しずつ効果を発揮してくるのではないだろうか?







5月19日(水)


ドイツによる規制強化で株安、ユーロ安



ギリシャにEUとIMFから200億ユーロの融資が実行され、19日に償還を迎える85億ユーロの国債は、債務不履行はまぬかれた。その後、ドイツ金融監督庁から「ユーロ国債と関連するCDS(クレジット・デフォールトスワップ)について、現物による裏づけを伴わない空売り(ネイキッド・ショート)を来年3月末まで禁止するとの規制が発表された。一部の株式についても空売りを規制した。これでNY株式が急落、リスク回避のドル買い・円買いが優勢となった。

ヘッジファンド着せも検討されているらしいが、これみは英国が反対しそうだ。



注目

本日は、21時30分に、米国4月のCPIが発表される。昨日のPPI も大きな変化はなかったが、CPI も市場影響力は、今回は薄いようだ。日付が変わって、4月のFOMC議事録が公表される。このところ、EUの動きに注目が集まっていたが、米国の出口戦略にも注目したい。しかし、今日はドイツによる規制強化の影響に重要になってくる。





5月18日(火)



欧州通貨、アジア時間の安値圏から持ち直す



先週からのリスク回避の流れから、東京時間ではユーロ売りが継続した。欧州時間になって、欧州株価が反発して始まったこと、ユーロが4年ぶりの安値まで売られた事など、売られすぎ感も入り買戻しの動きとなってきた。ECBがギリシャ国債を購入した資金165億ユーロ(1兆9千億円)が市場に流動性として供給されていたが、この余剰資金を吸収する措置(タームデポジット)を発表したこともユーロ買戻しの要因となった。





注目



本日は重要な経済指標が多く、18時にはドイツからZEW景気期待指数、1時30分には米国4月のPPI(コアは横ばいか)、と住宅着工件数が発表され、住宅着工は好調な数字が発表されそうだ。NYダウは支えられるが、リスク選好のドル売り、円売りとなるのか注目している。






5月17日(月)




ユーロの下落、創設時のレベルを視野に



ユーロの下落圧力がますます強まってきた。1999年1月に創設されたユーロだが、手元のメモでは、創設時のユーロドルは1.1830、ユーロ円は132円台であった。対ドルでも1.18を視野に入れていると思っている。年初来でもユーロドル、ユーロ円とも16%の下落。いくら、EUやIMF、各国中銀が協力しても、ユーロの上昇は一時的なものにとどまっている。



注目

今週もユーロ圏を巡る要因に注目したい。19日のギリシャ国債85億ユーロの償還が不安視されていたが、IMFからの融資もあり、大きな問題とはならないのではないだろうか?来週初の米中戦略経済対話にも、憶測が飛びそうだが、人民元の切り上げはなさそうだ。







5月14日(金)


海外時間に急激なリスクセンチメントの変動



東京時間は、日経平均の上昇を背景に、リスク選好の円売りが優勢であった。ドル円は93円20銭に始まり93円65銭付近まで上昇する場面があったが、NY時間ではリスク回避の円買い、ドル買いが優勢となり、92円60銭付近まで落とされた。ユーロ圏の緊縮財政措置が経済成長に与える影響が不安視され、ユーロが弱含んだ。ドバイワールド傘下の政府系不動産会社、キナールが償還を迎えた債券の支払いにトラブルとの噂がリスク回避の円買いに変わってきた。



注目



市場にはさまざまな要因が渦巻いているが、リスクセンチメントをどのように評価するか、重要な時期となっている。@ユーロ圏の緊縮財政措置に対する評価、A米国投資銀行のデリバティブ取引をめぐる検察当局の調査、B米国の出口戦略C中国の引き締め観測Cタイの騒乱Cドバイワールドも再浮上してきた。



今日は週末で、どのようにポジション調整が起きるかにも注目している。







5月13日(木)


EUの債務削減に安心感


EUとIMFが共同で打ち出した市場安定策は、一般に見られているより重いものと受け止めている。昨日も複数の欧州の中銀が、ポルトガル、アイルランド、ギリシャの国債購入に入ったようで、リスクセンチメントは大幅に改善している。スペインが財政健全化策を出してきたことで、欧州の債務懸念が後退している。ユーロドルには、ユーロ売りを仕掛ける動きも見られたが、ECBが1.2600付近でユーロ買いの注文をおいているとの噂で、1.27台に値を戻した。しかし、今朝は1.2630付近と反発力は弱い。



注目

来週24−25日に米中戦略対話が開かれる。7月と思うが、米国が期限を延長した「為替操作国」の認定前に切り上げを行うのか?あるいは、貿易収支が3月はマイナス72億ドル、4月は+16億ドルと黒字幅が現象していることを強調、「為替操作国」の認定をまぬかれるのであろうか?

今週15日で、ヘッジファンドの45日ルール(解約は45日前までに申し出なければならない)の期限が到来する。当面の株価も今週が山になりそうだ。








5月12日(水)


欧州財政危機、払拭されず、中国の引き締め懸念が追い討ち



ユーロ圏の混乱を治める対策としては、かなり腰の入った対策のように思えたが、効果のほどはそれほどでもなかった。@EUとIMFで7,500億ユーロ(約99兆円)の緊急融資制度、AECB傘下の中銀が、債券市場に介入、B日米欧の中央銀行が強調し、ドル資金を欧州銀行に供給する、との政策はかなり腰の入った対策に思える。しかし、市場は実効性に納得できなかったようだ。

中国の経済指標の発表を受けて、上海株価総合指数が、年初来安値のマイナスに転じたことから「リスク回避の円買い」が入ったものと見ている。



注目

昨日の円買い優勢であった動きは、中国への引き締め懸念で行き過ぎと思っている。短期的には市場は安定するのではないかと見ている。しかし、長期的に安定するかといえば、上記@の7,500億ユーロという日本の一般会計に匹敵するような資金をどこが負担するのか?

スペイン、ポルトガルなどPIIGSは大丈夫なのか?さまざまな不安を抱えたままの、ユーロ防衛策のように見える。







5月11日(火)


ユーロ圏ソブリンリスクに安心感:ドル買い優勢



世界の中央銀行も動き出した。ギリシャ危機は、単なるギリシャの財政破綻だけではすまないとの観測から、EU、IMFをはじめ米国、英国、日本と各国も市場のシステミックリスク防止に乗り出した。



注目

ユーロドルが1.30台をつけた後、1.27台に落とされているのが気にかかる。やはり1.25台をつけた後の1.30は売りなのだろう。全般的には米国経済の好調さに焦点が当たられつつある。リスク選好の動きは、円売り・ドル売り傾向となっていたが、先週の米国4月の非農業部門雇用者数が大幅に伸びたことで、米経済のファンダメンタルズに焦点が当たってきたのか?







5月10日(月)


EU首脳の合意を評価、ギリシャ危機にいまだ不安



週末に、EU首脳はギリシャの支援策を決定した。IMFからの支援資金300億ユーロ、EU諸国からは800億ユーロと計1,100億ユーロに上る融資を行うことを決定した。同時に、ユーロ圏のその他の国に支援が必要になる事態に備え、「緊急支援基金」を設立することで合意した。

この合意が評価され、今朝はドル円、ユーロドル等、各通貨は上方に「窓」を開けてオープンしているが、これで、完全に市場が安定を取り戻すことができるかは疑問は残る。



注目

今週は、先週ほどの大きな動きではないだろう。AUDを中心とした円キャリーによる円ショートはストップロスにかかってしまっただろう。それだけ円の売り余地が広がってきたと見ている。ドル円での円ショーとも、先週87円95銭をつけたところで、相当のポジションが切らされたであろう。ここにも円売り余裕が出てきた。





5月7日(金)


NY株式急落、ドル買いユーロ売り顕著



欧州諸国のソブリンリスク懸念に端を発した、リスク回避のドル買い・円買いが顕著な動きとなってきた。



NYダウ347ドルの下落は穏やかではない。今日の日経平均も大幅安はまぬかれず、円買いが優勢となるか?或いは、NYで一時88円付近まで下落したドル円、8年ぶりの円高となったユーロ円に、週末を控えて調整の動きが出てくるのではないか?





注目

ドイツが、国内的に高い支持を得られていないギリシャ支援に消極的であったが、ユーロの安定を大義名分に支援に乗り出すようだ。ドイツは、本日の議会承認が得られるのか?民間大手銀行・保険会社もギリシャの金融機関に対する「与信枠」を維持し、更にギリシャ債の売却を控えるようだ。民間部門からもギリシャ支援に乗り出してきたようだ。



悲観的な見方はいくらでもできるが、週末を控え、ユーロショート・ドルロング・円ロングに戻しが入るのではないかと見ている。






5月6日(木)



欧州のソブリンリスクに警戒感


日本がゴールデンウィークで休み中、ギリシャをはじめ、EU内のソブリンリスクの高まりにより、為替市場は大きく揺れ動いた。ギリシャの債務問題が、ユーロ圏全体に広がるとの見方から、欧州通貨の弱さが目立った。ムーディズによるスペイン格下げの可能性、フィッチは米国GSの格付け見通しを引き下げた。リスク回避のドル買い・円買いが顕著な動きとなった。



注目

本日は休み明けで、日本勢も調整的な動きとなりそうだが、日経平均株価が大幅に安く推移すると、リスク回避の円買いが優勢となりそうで、注意が必要だろう。相変わらずギリシャを巡る、ユーロ圏諸国の動きに注目したい。

英国では総選挙。どの政党も過半数を取れないハング・パーラメントの可能性が高くポンド安が進むか?

世界中が忙しい。









GW中は会員情報の更新はありません。
次回の更新は5月6日(木)です。


4月30日(金)


ギリシャ情勢に安心感、リスク選好のドル売り・円売り

一昨日の FOMC で、「長期にわたり低金利を継続される可能性」との文言を維持したことから、NYダウが123ドル上昇、リスク選好のドル売り・円売りが優勢となった。

米国債7年祭入札が好調、長期債金利の下落でNY後場はドル売り傾向に。

ギリシャ支援をめぐり、ドイツはやや消極的であったが、28日からは、支援に前向きとなってきた。市場に安心感が生まれたようだが、格付け機関ムーディズは、ギリシャの格下げを示唆、IMF, EUからは更なる緊縮財政を求めるなど、支援にもまだ一抹の不安が残る。

ウエーバードイツ連銀総裁から、ギリシャがデフォルトした場合に影響は計り知れないとの発言があり、救済に本腰を入れざるを得ないのではないか。



注目

本日は月末で様々の経済指標が発表される。日本からは、以前より注目されていた日銀による経済展望レポートで、 GDP や CPI が上方修正されるとの見方から、一時円高要因となったが、これも織り込み済のように思われる。円安気味の推移を予想している。





4月28日(水)


S&Pによる大幅格下げで、ユーロにパニック売り


格付け機関S&Pがギリシャとポルトガルのソブリン格付けを、それぞれ3段階及び2段階引き下げてきた。海外の主要株式市場は急落、リスク回避の円買い・ドル買いが優勢となった。27日はGSの公聴会、28日は FOMC 、30日は日銀による展望レポートの発表を控えイベント前のポジション調整から来る円買いと、欧州をめぐるリスク回避の動きからも円買いが優勢となっていた。



注目

ドル円は、NY時間で、200時間線の93円13銭を下抜けて、92円80銭を触ったか?というところで、切り返してきた。おそらく、93円フラットにあった。ストップロスオプションバリアをヒットしたことで、一応の達成感が出たのではないだろうか。シカゴで取引されている日経225が昨日の大証比315円安で終了しており、今日の日経平均は安そうだ。リスク回避の円買いが更に入るか?

本日の FOMC では、以前から話題になっていることであるが、 FRBが12人中6名の委員がMBS の売却を支持しており、ドル円でも、ドル高要因になる可能性を見ている。







4月27日(火)



ギリシャ支援に不透明感

ギリシャの支援体制に不透明感が出てきた事でユーロが売られたが、ウエバードイツ連銀総裁発言で、NYではユーロが持ち直してきた。ドイツの支援に付き、先週は一旦合意したかに見えたが、今週は「いまだ合意せず」とのドイツ要人コメントで、ギリシャ支援に不透明感が出てきた。

日銀が30日に発表する「展望レポート」でGDPやCPI見通しに情報修正の見方が台頭してきており、円売りにも限界。

今週のFOMC では、6人の委員がMBS(不動産担保証券)の売却に意欲的との見方から、ドル金利が堅調、ドル円でのドル買いサポート要因となっている。



注目

米国からは、28日のFOMCでは、MBS売却といった出口戦略を支持する委員が6名(総勢は12名)はいるとのことで、過半数を制する可能性が先週からささやかれている。これによるドル金利の上昇が、ドルサポート要因となっているが、今週この動きが更に高まるか注目したい



4月26日(月)




ギリシャ支援具体化でユーロ買い



*ギリシャがEU に金融支援を要請、EU は支援プログラムを発動するとのことでユーロ買いが優勢となった。

*米国経済指標の改善から、米国債利回りが上昇、ドルを支えた。ドル円はユーロ円をはじめとした円売りに、2週間ぶりの94円30銭台まで上昇。

*G20では、為替問題は議題とならず、人民元問題を議題とすることは各国が回避した格好。





注目

焦点は、米国の出口戦略の進捗状況から来るドルの長期金利の行方だろう。FRBは28日にFOMCの結果を発表するが、相変わらず「長期にわたっての低金利継続」を文言に入れて来るのか、あるいは緩和のトーンを引き締め気味に改めてくるのか、注目される。

経済指標の好調が続くと、ドルの長期金利がさらに上昇、ドル円を95円超えに導きそうだ。







4月23日(金)



金融改革規制法案への警戒感が緩みドル円は上昇


相変わらず、市場の中心はギリシャをめぐるユーロだった。昨日はギリシャの財政赤字比率が悪化に修正されたことで、ユーロ売りが続いた。ムーディーズはギリシャ国債の格付けをA3に一段階引き下げた。ユーロドルは1.3260と09年5月以来の安値まで下落。

日銀の金融緩和期待は、海外勢に強く、今月30日に発表される「市場展望レポート」で2011年の消費者物価がプラスに上方修正されるとの見方から、一時は円買い要因となった。

一方、格付け機関フィッチから、日本政府の債務増加懸念が示されたことで、円売りの動きも入ってきた。

市場は、未明に発表されたオバマ大統領の金融規制改革法案への取り組みに付いての講演内容が、厳しさをあらわさなかったことから、NYダウがプラスを回復、ドル円は93円ミドルに上昇して引けてきた。



注目

今朝に行われたオバマ大統領による「金融規制改革法案」は厳しい内容に立ち入らず、金融改革への警戒感が和らいだ。100ドル以上下落していたNYダウがプラス圏を回復、ドルは欧州通貨に対してややドル売り、ドル円は93円50銭を上抜けてきた。対資源国通貨は堅調な動き。ドルは対円でも、強含みに転じそうだ。22日からのG20 で、ブラジルとインドが人民元の切り上げを強く要求しており、円買い要因は残るが、円安気味に推移するのではないだろうか?





4月22日(木)



ギリシャ、EU, IMF協議始まるが、小田原評定に市場はいらだつ



GS提訴の落ち着きは一時的かも知れないが、これまで以上の悪い報道はなかった。

市場の目は再びギリシャへ注がれ、ユーロ売りの材料に、ユーロドルは1.3359へ下落。

ポンドは、予想外に改善した失業率を材料に、やや堅調な動き。

円は93円台前半を中心とした動きで、大きな動意はなかったが、ポンド円に持ち上げられて、一方、ユーロ円の下落に93円を割り込む場面も。今朝は93円15銭付近。





注目

1.今週の動きはAUDとCADだろう。どちらも最近、利上げ色を鮮明にしており、CADは6月には利上げサイクルに入りそうだ。原油価格先物も、昨日は時間外取引で84ドル、NYは83.68ドルと小安いが、金価格は1,148ドルと(前日比+9.60ドル)堅調で、両通貨をサポートしている。CADは対米ドルで0.9931と08年6月以来1年10ヶ月ぶりの高値をつけてきた。

2.今日は米国3月のPPI 及び中古住宅販売件数に注目している。









4月21日(水)


GS提訴問題に安堵感。リスク選好の円売りの動き

先週の市場の注目材料は、ギリシャ問題と人民元の切り上げであったが、今週は、 SEC(米国証券取引委員会) による GS の提訴問題が浮上してきた。

*GS提訴は、 SEC内でも、3対2で意見が割れたとの報道に、全員一致ではなかったことに、安堵感も流れたようだ。

*ギリシャをめぐるEUの動きは、相変わらず神経質だ。火山灰の問題でフライトが飛ばず、19日に予定されていた IMF 、EU、ギリシャの協議は、21日に開催されることになった。



注目

カナダ中銀は政策金利を0.25%に据え置いた。RBAは前回政策委員会の議事録を発表、 AUDおよびCAD には、金利の先高感が強まり、2通貨は対円対ドルでも強含みの展開となった。カナダ中央銀行( BOC)は、政策金利を0.25%に据え置いた。BOC の予定としては、今年半ばまで0.25%を維持する予定であったが、これを解除すると発表したことから、CADドルは、パリティを割ってきた。







4月20日(火)


ドル買い要因も出始める

米国長期債利回りの上昇、シティグループの好決算、NYダウの上昇が、ドルを支えた。



*先週、米国SECがゴールドマンサックスを提訴するとの報道をきっかけに、金融市場が傷んだ。リスク回避の円買いや株式市場の大幅下落を巻き込んだ。昨日は、これ以上の悪いニュースは出なかったことから、対欧州通貨ではドルを売る動き、ドル円では円売りが優勢となった。

* 週末に行われた英国の世論調査が以外の結果となりポンドが売られる展開となった。NY時間では、買戻しも入ってきた。

* 様々な悪材料をこなしながら、昨日は何とか回復の方向となった。ドル円も昨日の安値91円60銭付近で、当面の底値をつけたと見ている。



注目

米国時間になって、バーナンキ議長とガイトナー財務長官が、下院金融委員会の公聴会でリーマン破綻問題に付き証言を行う。ボルカー元FRB議長が圧倒的に目立っており、レームダック化した、バ議長とガイトナー財務長官がどのような存在感を示すのか、注目したい。










4月19日(月)



リスク回避が鮮明:円買い

リスク回避の円買い・ドル買いが優勢となった。@ギリシャの資金繰り不安を中心としたユーロ売り、A米国SECが、詐欺容疑でGSを提訴するという動き、B人民元をめぐる思惑などが週末の市場を不安定化した。今朝のドル円は92円割れから窓を開けてオープンしている。



注目

日本では、民主党の一部議員による、円安誘導発言から、一時93円12銭までの円売りも入ったが、その実効性には市場は懐疑的。インフレ目標2%の達成は、今は難しそうだが、日銀が介入なり、長期国債に対する銀行券発行残高規制などを撤廃し、見境なく円安誘導を行うべきというのだが、いくら日銀出身の池田議員が言っても、すぐの実現性は乏しい。

人民元の切り上げが憶測されているが、中国としては、なんとしてもこれ以上の円安を避けさせたいところ。切り上げをしてしまっては、一気に材料が出尽くし、円安はさらに進むだろう。貿易、産業界の競争相手である日本に中国としては円高、株安に保っておきたいところだ。日銀には、中国の為替戦略も意識してほしいところだ。









4月16日(金)



中国切り上げへの憶測からドル円の上値は重い


*発表された中国の経済指標はGDPとCPIが前日にリークされていたこともあり、サプライズはなかった。しかし、中国との貿易関係が強いオセアニア通貨は強含んだ。
*夕刻には、中国が、本日にも預金準備率を引き上げるのではないかとの憶測も入り、一時は92円90銭付近までの円買いも入る場面もあった。

*ギリシャが複数年の経済計画に関し、EU, ECB 及び IMF との協議を模索していると報道から、ギリシャ懸念が再燃、ユーロ安につながった。

*英紙が、5月6日の総選挙では、保守党が有利と報道したことから、ポンドが対ドルで1.55台と2ヶ月ぶりの上昇を示した。

*リッチモンドおよびアトランタ連銀総裁より、金融引き締めは時期尚早との発言、米国長期金利が下落、ロンドンフィックス(24時)でも円需要が入り92円台




注目

本日は週末でポジション調整を中心とした動きとなりそうだ。経済指標では21時30分の米国3月住宅着工件数に注目している。2月よりは、改善が示されそうだ。






4月15日(木)


S$,株高・資源高でリスク選好の円売り

MAS(シンガポール通貨庁)がシンガポールドル(S$)の実質切り上げを発表、S$円が66円後半から67円ミドルへと円安に向かう動きの中で、ドル円も円安推移となった。アジアの株式市場が全面高、一昨日のインテル、昨日はJPモルガンの好決算の影響を受けて、全般的に「リスク選好」の円売りが入りやすかった。バーナンキ議長からは、予想通り長期間の低金利継続発言が出されたことで、ドル円は92円台に落ち込む場面もあったが、株高、地区連銀経済報告も良好で93円20銭台で帰ってきた。金価格・原油も高い。



注目

本日は、中国から主要経済指標が発表される。GDPは+11.9%、CPIの+2.4%は、昨日リークされたが、真偽のほどは不明だ。アジア、米国に比べて、ユーロ圏経済の回復の鈍さが感じられる。PIIGSの財政赤字問題は、まだ尾を引きそうだ。

今日は、21時30分から23時における各経済指標に注目する。いずれも強そうだ。






4月14日(水)


インテルの1-3月決算好調で、円売りドル売り


ドル円は、92円57銭までも円高となった後、93円42銭まで上げるという方向感のない動きとなった。ドル円の下値として92円50銭が堅く、上値も重いという感触だが、今は下値の92円50銭の方がより堅いように思える。ユーロ圏では、ギリシャの短期国債入札は順調に行われたようだが、利回りが大幅に上昇、EUの支援なしでギリシャの財政問題を乗り切れるかどうか確信はしていないようだ。NY市場終了後、インテルの1-3月決算が好調であったことから、リスク選好の円売り・ドル売りが優勢のうちに帰ってきた。



注目

本日の経済指標は、米国3月の CPI と小売売上高に注目が行く。 CPI 、小売売上高ともに、若干上昇しそうだ。自動車の売り上げが伸びているようで、この数字がドルを支えるかどうか?ちなみに、自動車の売り上げを除くと、2月の+0.8%から3月は+0.4%との予測も出ている。23時からは、バーナンキ議長が上院合同経済委員会で、米経済について議会証言を行う。米経済に悲観的な議長の発言にも、要注意だろう。

インテルの好調な決算は、NY市場終了後の数字であり、リスク選好の円売りがどこまで入るかにも注目だろう。





4月13日(火)


ユーロ急騰後、頭打ち

11日、EUが、ギリシャ支援資金として、300億ユーロの融資枠を決定したことで、週初のオープニングはユーロドルが150ポイント近くの「窓」を開けて始まった。

ユーロドルは1.3692と1.37の手前で重くなりその後は1.35台後半を中心とした推移であった。EUによる支援は、ユーログループの全会一致による承認が必要とのドイツ報道官からの発言で、実質的には、ドイツが拒否権を持つ形となる。この発言が、ユーロドルを1.36後半から1.35台後半へと約100ポイントの下押しの要因となった。



注目

本日は大きな経済指標の発表はないが、引き続き、ギリシャ問題と中国問題に焦点が当てられる。明日は、米国3月の CPI や小売売上高が注目される。ユーロ圏からも、鉱工業生産の発表があるが、経済指標は、米国に分がありそうでドルをサポートするのではないかと思っている。15日(木)には、中国の GDP をはじめ、経済指標の発表が予定されており、注目したい。







4月12日(月)



ユーロにポジション調整の買い

9日に開かれたEU中央銀行次官級会合で、「ギリシャ融資時の条件が合意いたしている」との報道でユーロが大きく買われた。今朝はオセアニア市場からユーロやポンドなどにポジション調整の買いが入り、ストップを巻き込みながらユーロドルは1.3660、(NYの終値は1.3498)、ポンドドルは1.5450(同1.5370)、AUDドル0.9330(同0.9330)と各通貨大きく窓を開けてオープンしている。ドル円は92円台からオープンした後、92円90銭〜93円30銭の動き。



注目

.今週は、14日(水)以降、重要な経済指標が発表される。特に、14日の米国3月の CPI 及び小売売上高に注目している。15日には、中国から3月の経済指標及び1〜3月も実質 GDP の発表も予定されている。 16日(金)の米3月住宅着工件数にも注目が行く。一番の要因は、大きくショートになっているユーロを始めとした、欧州通貨がどこまで持ち高調整の買いが入るかであるが、大きく上がったところは、やはり売りが入るのではないだろうか?





4月9日(金)


リスク回避の円買いから、NYダウ回復で円売りに


@主要市場の株価が下落、リスク回避の円買いが優勢となったが、NY市場はNYダウがマイナス圏からプラス29ドルで終了、クロス円・ドル円とも円売りに転換。

Aガイトナー米財務長官が、中国に立ち寄り、王副首相と会談した。市場は人民元の切り上げが近いとの思惑から、円買いの動きは根強い。

Bギリシャをめぐる懸念はますます強まりつつあるようだ。対ギリシャのCDSスプレッドは、448.5と過去最大に拡大した。



注目

本日は、大きな経済指標は、予定されていないが、東京時間9時半頃、バーナンキ議長の講演内容が入ってくるようだ。米国の出口戦略や景気判断についての講演であるらしい。今週6日(火)には FOMC で、「低金利を長期間続けるよりも、早期に利上げを行った方がリスクは大きい」とのスタンスを表明した後、出口戦略についてどのような戦略を出してくるのか興味深い。週末を控え、市場は円売りに転じそうだ。









4月8日(木)


バーナンキ議長の超悲観的コメントがドル売りを加速

東京時間では、一昨日のドル軟調地合いが一転し、ドル買いが先行した。一時は、94円27銭までのドル買い・円売りが入ったが、日銀白川総裁の意外な強気コメントに円売りがストップした。欧州では、依然としてギリシャをめぐる混乱状態が続いており、依然としてユーロは安い。NY時間にはバーナンキ議長から、米経済に悲観的なコメントが伝えられ、ドル円は93円15銭付近まで下落、今朝は93円30銭の推移。



注目

インド訪問中のガイトナー米財務長官が、急遽、中国に向かい王副首相と会談することになった。人民元の切り上げに、なんらかの前進があるのか注目される。トレーディングバンド(一日の変動幅)を拡大してくるとか何らかの実質切り上げ措置を取る可能性はある。

今日は、20時にBOEの金融政策会合、20時45分には、 ECB の理事会の結果が発表される。政策金利がそれぞれ、0.5%及び1.0%で変わらないだろうが、その後の記者会見における金融政策スタンスに注目したい。






4月7日(水)


ギリシャ懸念再燃でユーロ安

イースター明けの欧州市場は、ギリシャ懸念が再燃、ユーロ売りが加速した。

先週まで勢いの良かったポンドにも、5月6日の総選挙結果への不透明感が強くなり、ポンド売りが優先された。資源の高騰で、AUD,CADといった資源国通貨が堅調な展開。CADは08年7月以来の対米ドルでパリティにて取引された。



注目

ギリシャからは、特にEU首脳会議における合意内容に修正を求めていないと表明、何が本当のところかわからない状況ではあるが、今後の展開を注視したい。



ユーロが売られ、AUDが短期的な材料は出尽くし、円も94円を下回る水準まで買われた。今日は、ある程度の戻りが見込まれる。中途半端な戻り売りで対応するより、1.3360付近はユーロ買い、ドル円の93円70銭付近はドル買いが優勢となるのか、短期的な調整が行われそうだと見ている。経済指標は、ユーロ圏10-12月期のGDPとPPIに注目。




4月6日(火)


市場はすでにドルロング・円ショートか?

市場の大勢は、すでにドルロング・円ショートとなっているようだ。ドルの一段の上伸は、利食いのドル売りを招き、実需筋のドル売りも入りやすい。欧州を始めとするイースター休暇中の市場も多く、流動性も少なかった。米国の経済指標が強めであったことから、ドルの一段の下げは食い止められ、一時は94円07銭付近まで下落したドル円だが、今朝は94円30銭台の展開となっている。





注目

次のIMM シカゴ筋の持ち高を見ていただくと、短期的ではあるが、今後の通貨動向が理解しやすいかも知れない。これは、全世界のポジションではないが、経験的には、世界のポジションの傾向も反映していると思っている。

      3月30日現在(直近)   3月23日現在(▲は売り越し)

ドル    +122億8千万ド     +40億8千万ドル

円     ▲30千枚          +10千枚

ユーロ   ▲85千枚          ▲74千枚

ポンド   ▲67千枚          ▲71千枚

AUD   +69千枚          +74千枚

CAD   +70千枚          +73千枚



今日は、RBA(オーストラリア中銀)による政策錦の見直し{13:30分}に注目。








4月5日(月)


NFP、07年3月以来の伸びードルをサポート

米国3月の雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が+162千人と07年3月以来の伸びでドル買い基調
が鮮明となった。失業率は、9.7%と前月比変わらず、予想通りだった。週末に、 FRB が緊急会合
を行うという一部通信社の報道で、公定歩合引き上げの噂も出て、ドル買いを後押しした。先週末は
、イースター休暇で、欧州市場が休日、流動性の薄い中、ドル買いが目立った。本日も引き続き、イ
ースター・マンデイでロンドン以外の欧州市場は休場、シドニー、ホンコンも休みとなる。


注目

本日の経済指標は、米国3月のISM非製造業景況指数(若干の改善か)及び2月の住宅販売契約指数
に注目している。今週を見渡すと、明日は、RBAの政策金利見直しで、AUDの政策金利は、4.
25%に出て25%だけ引き上げられるだろう。ただしこれは、すでに織り込み済みである。明日からは
イースター明けの欧州勢が戻ってくる。彼らのユーロに対する見方にも注目したい。





4月2日(金)


リスク選好優勢、円安ドル安

新年度入りの為替市場は、円独歩安の展開となった。ドル円は94円、AUD円86円台と3ヶ月ぶりの安値、ユーロ円は2ヶ月ぶりの127円50銭台、ポンド円は、143円50銭台までの円安となった。背景には、日銀短観は予想通りながら、国内景気に底打ち感が出てきたことから、日経平均が大幅に上昇、リスク選考による円売りが活発化したとみている。好調な米国経済指標もドル買い円売りをサポート
した。ただし、ドルは、その他の主要通貨にはリスク選好からのドル売りが入るという展開であった。




注目

今日から月曜日まで欧州はイースター休暇に入る。為替市場は、東京とNY市場だけになる。本日アジア時間は、シンガポールは開くが、香港は休場となる。市場に動意が薄くなるのか、或いは流動性の薄い市場で値が飛びやすいのか、いずれにしても市場の急変には備えておいていただきたい。今日は、米国NFPに注目。強そうだ。





4月1日(木)


「他人の損は、蜜の味」

 望んでいるわけではないが、、、市場では、よく耳にする言葉だ。為替市場は、参加者全員の損得を集計すれば、ゼロサムのゲームになる。それには海外渡航者の懐勘定も入れなければならない。他人の損=自分の利益という訳か?期末の為替市場は、まさに「他人の不幸」、オプションバリアやストップロスねらいの取引が中心になったように思われる。「そのレートがついては困る」という水準を狙った取引が優勢であった。





注目


本日8時50分には「日銀短観」が発表される。大企業製造業DIは前回の▲24から、▲16程度の改善は示しそうだが、依然日本だけが景気回復にお遅れをとっている。
23時には米国3月のISM製造業景況指数が発表され、数字は強めとなりそうだ。
新年度に入った機関投資家の対外投資がどのように出てくるか?本日上場する第一生命の株価などに注目している。







3月31日(水)


ドルは、消費者信頼感指数に支えられる


*市場の主役は、ユーロからドルに移りつつある。米国3月の消費者信頼感指数が改善したことで、
為替市場でもドル高を支えている。
*ポンドには、経済指標面からのサポートが出てきた。
*AUDには、4月6日の金融政策会合での利上げが予想され、AUDは底堅い動き。AUD円は、85
円台の推移となってきた。



注目

AUDの動きは、今後の円の動向(対ドルおよびクロス円全般)を左右しかねないと思っている。金
利差を利用した円キャリーが、出てきており、今後も段階的に、円売りが入りそうだ。さらに、鉄鉱
石の90%の値上げにも、日本と韓国が合意するとの新聞報道は、AUDにとって、強含みの材料であ
る。金利も上昇してくるだろう。
今日は21時15分の米国3月のADP雇用統計が、週末のNFPの先行指標となるか注目している。






3月30日(火)

ドル円、07年からの下降トレンドが終了

(1)ドル円は07年からのドルの下降トレンドが終了、ドル高へと転換しつつある。ドル円は、92円50銭を中心に、上下40銭程度の動きに終始したが、短期でも95円を見込める動きと見ている。日本のデフレ、ユーロ圏の財政赤字から相対的に安全な米国への資金シフトが起こりつつあり、この傾向は続きそうだ。


(2)ユーロに買い戻しが入るも、上値は限定的で、市場は先週のEU首脳会議で合意されたギリシャ支援策の現実性に疑問を持っているようだ。ギリシャが50億ユーロ7年債を発行したが、利回りは5.9%とドイツの2倍に近い。
(3)ただし、オセアニア通貨には、金利の上昇観測が出てきており、AUDやNZDドルへのシフトも出てきそうだ。CADにも金利上昇観測が出ている。


注目
このところ、米国よりも、ユーロ圏に話題が集中していた。今週は、4月2日に注目の米国3月の雇用統計、特にNFP(非農業部門雇用者数)が、+190千人程度まで改善(2月はマイナス36千人)するのではないかとの観測が出てきている。そろそろ、週末のNFPに市場も注目し出すだろう。



3月29日(月)





ギリシャ問題に一応の決着、ユーロ買いは一時的か?



(1)注目のEU首脳会議が終了、ギリシャに対する支援については、一応の結論を得た。ユーロには買い戻しが入っているが、支援体制そのものは、脆弱な感じがする。ギリシャ問題は、これでは本物の解決策とは言えないだろうと思う。

(2)円は先週92円96銭までの円安となった。おそらく93円には、オプション絡みの防戦売りが入っているのであろう。NYは92円50銭で終了した。今週も円安基調は変わらないだろう。3月期末の突発的な円需要が出てくる可能性には、注意したい。

(3)米国10〜12月も GDP 確報値は+5.6%と、前回発表の+5.9%を下回った。

ドルは欧州通貨に対して弱含みとなったが、EU首脳会議の結果からのユーロ買いの方が大きな要因だったようだ。



注目



ギリシャ問題には、一応の決着をみたが、ユーロ圏には、さらに財政赤字不安を抱える国があり、ユーロ不安はこれで決着したとは言い難い。今週の動きに注目したい。

今週は、4月2日(金)に米国3月の雇用統計が発表となり+200千人辺りまでの改善が予想されている。すでに良好な数字が折り込まれているので、多少の改善では、ドル売り要因となりかねない。全般的には、市場の予想は、ポジティブなようだ。









3月26日(金)


トリシェ総裁、IMF関与に難色、ユーロの行方は混沌

1)市場の注目するEU首脳会議は結果待ちながら、何らかのギリシャ救済案が出されるとの見方から、ユーロは10ヶ月ぶりの安値から回復基調。ただし、トリシェECB総裁が、IMFの関与に難色、ユーロの回復に水。
(2)ドル円92円台は、実需のドル売りで、東京では92円台は保てず。海外市場では、円売り優勢の展開。ドル円は、一時93円直前まで上昇。
(3)バーナンキFRB議長、出口戦略につき下院で証言。@低金利は長期化、A出口戦略は、いつでも発動可能。B金融機関の準備預金利率を上げることで、市場金利を高めに調整するようだ。
(4)中国の人民元に対する切り上げ圧力が米国を中心に、盛り上がってきている。

注目
やはり、EU首脳会議の結果には、大注目。
今日は週末、おそらく市場のポジションは、円ロング・ユーロショートは、縮小したと思われるが、いまだに残っているだろう。円ロングを修正する円売りは入りそうだが、ユーロショートを調整するユーロ買いが入るかは疑問。経済指標は、米国10月〜12月の GDP 確報値が発表されるが、前回の5.9%から大きくは乖離しないだろう。




3月25日(木)




ギリシャ問題を抱えるユーロにフィッチが追い打ち

(1)ギリシャ不安に加え、格付機関格付け会社フィッチ・レーティングスが、ポルトガルの格付を引き下げ、見通しを「ネガティブ」としたことから、ただでさえ弱いユーロの下落を加速した。

(2)市場は、今日明日に予定されているEU首脳会議におけるギリシャ救済策に注目。一昨日、ドイツとフランスでギリシャ支援には、 IMF の役割が不可欠との合意がなされ、ギリシャの行方は、不透明感を増しつつある。

(3)ユーロやポンドが売られる中、ドルに安心感が出てきており、ドルは主要全通貨に対して、強含みの展開。ドル円にも、ドル買い円売りが優勢となり、92円30銭台までの円安となった。対ドルで、円は2.2%、ユーロは1.5%の下落となった。



注目



円安の行方が注目される。昨日の円は、90円30銭台に始まり、92円30銭台まで上昇した。 91円、92円50銭をストライクプライスとしたオプション取引の影響も大きかったようだ。市場は、おそらく円ロングが大勢で、ストップロスを巻き込んだ円売りも入ったようだ。機関投資家筋からのドル買いも大量に入ったようだ。



新年度入りの後には、機関投資家筋に新たな対外投資枠額が割り当てられ、米国に向かっての資本移動が活発になるのではないかとみている。金利差を利用したオセアニア通貨への投資もジワリと効いてきそうだ。3月末を控え、本来であれば、輸出が活発となり、海外拠点からのリパトリという季節的なドル売り要因もありうるが、今年は海外拠点の収益もさほど大きいものではないのではないか。








3月24日(水)





イベント前、動意薄ながらユーロに売り



1)いくつかのイベントが控えており、その最大のものは25〜26日のEU首脳会議であるが、市場は様子見ながらも、ややユーロ売りで対応した。



(2)ドル円は、90円フラット近くには、機関投資家からのドル買い、90円ミドルには、輸出筋からのドル売り注文が控えており、板ばさみ状態のようだ。



(3)欧州では、EU首脳会議を控え、ドイツ・ギリシャをはじめとした国家間に不協和音が出てくるのではないかとの見方も浮上している。



(4)米国からは、注目の中古住宅販売件数が予想を上回り、また時期 FRB 副議長就任が噂されるイエレンSF連銀総裁の講演からのハト派的なコメントは予想通りで大きな影響はなかった。





注目



市場の注目は、ユーロをめぐる動きであることに変わりはない。昨日は、ドイツやフランスがどの程度ギリシャ支援を打ち出すかといった現実的な問題が取りざたされた。ギリシャ危機によるユーロ安により、ドイツの輸出業者が利益を得ているのと言った見方も出てきた。ドイツからは@ギリシャによる資金調達、AIMFによる一部負担を条件としているようだが、IMFが入ってくるとなると、ユーロには一段安の要因となりそうだ。





3月23日(火)




市場の中心は、依然としてギリシャ問題



市場の関心は、やはりギリシャをめぐる EU の動きが中心で、今週、25〜26日にかけての EU 首脳会議で、ギリシャ支援が、合意されるかどうかに注目が集まる。バローゾ EU 首脳会議議長は、「ギリシャ支援に合意がなされるよう、全力を尽くす。」とのコメント。先週の動きから判断すると、ユーロ圏最大のドイツが支援に踏み切るかどうかは予断を許さない。ユーロドルは、3週間ぶりの安値である1.3460付近まで売られる場面もあった。ECBのトリシェ総裁からは、「ギリシャ国債を担保として受け入れる」との発言で、ユーロ買いが入り1.3565付近まで急伸するという乱高下となった。





注目

今週は、上記のごとく週末にかけてのEU首脳会議におけるギリシャ支援の合意が取り付けられるかどうかが重要な要因となる。本日は、米国より2月の中古住宅販売件数の発表(23時)に注目がゆく。










3月19日(金)




ギリシャ不安再燃、ユーロ安


昨日の市場は、ギリシャ懸念が再燃してきた。ギリシャが支援を求めて IMF に4月2日~4日に要請するのではないかとの一部報道に市場は振り回された感もある。

ギリシャをめぐる欧州での不協和音も目立ってきた。ドイツにあっては、自国内の政治的な思惑がギリシャ支援に躊躇させているようだ。

米国時間では、経済指標の改善傾向から再びドル買い・円売りが入るというあわただしさ。ドル円が90円ミドルに来るとドルを買い戻す動きが活発となり、一時は90円75銭〜80銭に上がることもあった。海外筋の円ポジションは、依然として円ロングが主流のようだ。今朝は、90円35銭付近で推移している。










3月18日(木)


英国発クロス円売り

@.市場は、ダウ先物やアジア株が堅調で.商品価格の上昇もあり、リスク選好のとる売り円売りが入りやすい地合いであった。NYダウは1年5カ月振りの高値。

A.昨日の震源地は、英国。英国2月の失業保険申請件数が、▲32千件と前月の+24千件から大きく改善したことから、ポンドが買われた。ポンド円の大幅上昇が、クロス円全般を押し上げた。また、ポンドドルでのドル売りが、ドル円の上値は重い。

B.日本銀行は、金融政策決定会合において、予定通り政策金利を0.1%に据え置いた。新型オペについては、従来の10兆円から20兆円程度の規模に拡大.期間3ヶ月は変わらず。一部には、6ヶ月に延長するのではないかとの期待もあった。

市場は、最大限20兆円+期間6ヶ月を期待していただけに、円を買い戻す動きも入り.ドル円は90円02銭までの円買いが入った。



注目

本日は、米国2月の CPI .3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、2月の景気先行指数といずれも米国の経済指標に注目している。






3月17日(水)


S&P、ギリシャの格付け据え置きでユーロ買い



市場のセンチメントが、まるで最近の天候のように目まぐるしく変わる。

@一昨日、米国国会議員130名が超党派で提出した中国を為替操作国として認定するよう求めたガイトナー財務長官・ロック商務長官あての書簡から、円買いの動き。

Aドッド上院銀行委員長が、「金融規制改革法案」にボルカールールを織り込むとの発言に、リスク回避の円買いが優勢となった。

B格付け機関S&Pがギリシャを見直し対象から解除し、BBB+格付けをそのまま据え置くとの報道に、今度はリスク選好の円売り・ドル売りが優勢となり、一時90円を下抜けしたドル円も90円70銭付近まで上昇するという動き。

CFOMCでは、FRBのスタンス変わらず、ドル売り、株高、金利安を招いた。



注目



FOMCでは、「長期間(an extended period)に渡り、異例の低金利を維持する」方針が示されたが、これは大方の予想通りで、FOMCの結果を先取りしたドル売りが対欧州通貨では優勢であった。この傾向どこまで続くのか注目している。ユーロドルにして、1.38台は付きそうで付けていなレベル。オプションやら、ストップのあるレベルに挑戦した後、目標達成感から急落することもあり、ユーロの動向から目が離せない。








3月16日(火)




ギリシャ問題に異論、日銀金融政策は織り込み済み



先週から、ギリシャ問題が収束に向かい、日銀による追加の金融緩和政策についても、市場は織り込み済みで、昨日は、手詰まり状態だった。先週、ドル円は91円台、ユーロドルは、1.3800近くまでの上昇したところで、短期的な目標達成感が出てきたような感じがした。しかし、オースストリアのプレル財務相から、「EU財務相会議で、ギリシャ支援の議論はない」との発言で、NY時間にユーロが1.3638付近まで売られる場面が出てきた。





注目

本日は、ドイツZEW景気期待指数(19時).ユーロ圏2月の CPI (19時)、米国2月の住宅着工件数(21時30分)に注目している。また、日経 CNBCで、午後5時より「金融規制と為替相場」についてお話させていただく。時間のある方は、ご覧ください。







3月15日(月)



ギリシャ問題収束との見方台頭、ユーロの買い戻し



ギリシャの財政赤字問題が収束したとの見方からユーロが買われ、米国2月の小売売上高が予想を上回ったことから、ドル円は、2月23日以来の91円台に乗せる場面もあった。原油価格が、一時80ドル台に下落したことから、AUD円が83円50銭台をピークに82円台に下落、資源国通貨にも、

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