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2月9日(火)


イベント後、小休止

週末にG7中央銀行総裁・財務相会議と米国の雇用統計というイベントをこなし、

8日は目立った経済指標もなく、株価をにらみながらの展開となった。日経平均が弱含み、またNYダウも3カ月ぶりに1万ドルを割りこんなだことで、米系ファンド筋よりのドル売り円買いが入る場面があったが、それでも89円10銭台で止められ、ドル円は89円13~55銭での小動きに終始した。



注目

2月2日のIMMシカゴのポジションでは、ユーロのショートも積み上がっているし、ドルのロングも09年3月24日以来の大きなロングとなっており、ユーロは、一旦上値トライをして、ユーロショートのポジションが緩和されると、今度は下値狙いとなってくるのではないかと思っている。

ドル円は、200時間線が90円14銭にあり、そこまでの上昇は考えにくいほどドルが重い。ドルが大きくロングになっており、短期的には、ドルの上昇場面ではドル売り円買いも入りやすいポジションにある。 4日(木)のように91円台を付けて、ドルロングが落とされると、円安の筋もあるが、短期的には、戻り売りにつぶされそうだ。 









2月8日(月)



米国雇用統計が予想比さえず、乱高下

注目された米国1月の雇用統計で、NFP(非農業部門雇用者数)が12月比マイナス2万人と予想のプラス15千人まで伸びなかったこと、さらに12月当初発表のマイナス85千人がマイナス150千人に下方修正された事から、ドル売りが優勢となった。ドル円は88円80銭台を付けた後、89円20銭台にてNYを引けた。今朝は、G7の結果、ギリシャに対する見方がやや修正され、89円50~30銭付近で推移している。





注目―G7後の市場

週末、NYダウが一時1万ドルを割れたことから、米国10年債が買われ、金利は3.57%へと前日の3.61%から下落してきた。

G7では新金融規制案に、(自己取引を除いて)前向きな姿勢が合意され、さらに金融危機対応コストを金融機関に負担させるとの米国案に欧州勢も乗り気であったように思える。G7メンバーは、ギリシャ問題に対し、欧州で解決できるとの印象を持って帰国したようで、市場がこれをどのように評価するか?短期的にはユーロの下落は防げるかもしれないが、やはり1.3500の大きなバリアに挑戦してくるのか、注目している。






2月5日(金)





大荒れーリスク回避の円買い・ドル買い

ECB,BOEとも、予想どおり政策金利をそれぞれ1.0%および0.5%に据え置いたが、欧州における財政赤字問題に欧州株式が軒並み軟調であったことから、リスク回避の円買い・ドル買いが優勢であった。米国時間にガイトナー財務長官発言から、株式市場・商品相場が総崩れ、リスク回避の猛烈な円買いが入ってきた。対欧州通貨では、ドル買いも目立ちユーロドルは7カ月振りの安値となってきた。トリシェ総裁のユーロ圏一部の国の財政赤字拡大に懸念を表明したことから、ユーロ売りが活発となった。




注目

本日の米国雇用統計、特にNFPに注目が集まっており、雇用情勢の好転を期待したドル買いが主流となってきている。3日のADP雇用統計が好調であったことに、論拠があるようだ。しかし、雇用統計はこのところ急速に改善してきているだけに。「改善」に張るのは危険なようにも思う。








2月4日(木)




焦点はユーロ圏問題




ギリシャの財政赤字の改善策を欧州委員会が承認するとの見込みから、ユーロドルが一時1.4025付近まで上昇した。NY時間にスペインの格付けが引き下げられるとの噂から、今朝は1.3880まで落とされるなど、ユーロの動きが焦点になってきた。

昨日、米国のADP雇用統計が、改善したことで、週末のNFPへの改善期待からドル買いが優勢となった。この動きとユーロの下落も無関係ではないようだ。





注目



ドル円は、今朝は90円95銭付近だが、実需やオプソンのある91円を4度目で、クリアーした。ドル円の200日MAは、92円74銭へ行く可能性が見えてくるか?ユーロドルは安いが、ユーロ円は125円90銭でしっかりとサポートされており、200時間線の126円35銭の上にいる限りは、127円を上まわってきそうだ。今朝は126円40銭付近で、この辺りのテクニカルな動きにも注目している。





2月3日(水)




RBA,政策錦据え置きで円買い優勢


豪州中銀が大方の予想に反して政策金利を3.75%に据え置いた。市場の大勢は、4.0%への引き上げを見ていただけに、発表と同時にAUDが対ドル、対円で弱含んだ。この動きで全体的に円買いとなったのか、ドル円は90円92銭で高値が抑えられた。これで3営業日連続の90円90銭付近が高値となったことで、ダブルトップならぬトリプルトップ。オプションのストライクが91円にあり、防戦売りにも阻まれ、今朝は90円30銭台までの円高となってきた。



注目

ボルカー氏の上院議会証言の結果がまだ入ってきていない。この結果には、注目したい。

本日は、米国からは1月のADP雇用統計とISM非製造業景況指数に注目。ADPは週末5日のNFPの前哨戦だが、12月のマイナス84からマイナス40付近までの改善が予想されている。ISMは、製造業同様にやはり改善すると見られている。










2月2日(火)



原油・金価格の反発が資源国通貨を支える



昨日は、未明に89円70銭付近までの円買いが入ったが、値ごろ感よりドルが買い戻される動きが参考になったのではないかと思っている。東京の参加者がそろう時間には、90円台に乗せてきていた。要因を探るのは難しい市場であったが、株価や商品市況の回復から、売られ傾向にあった資源国通貨に買いが入ったことが、ドル円、クロス円での買い戻しにつながったようだ。そのAUD円は昨日の朝の79円15銭から、今朝は80円80銭まで上げてきた。原油は74ドル台に5日ぶりの上昇、金価格は2%も上げてきた動きが資源国通貨を支えた。





注目

さて本日は、12時30分に、RBA(豪州中銀)が政策金利の見直しが予定されている。商品相場の上昇から、下げ一服となったAUDであるが、RBAの政策が資源国通貨の回復を主導するのかには注目している。あるいは、政策金利に引き上げは、すでに織り込み済みで、資源国通貨の下落は止まらない出あろうか?さらに、ユーロ圏のPPI、米国12月の住宅販売契約がどこまで伸びてくるかにも注目している。





2月1日(月)




円買いが優勢、ドルも円以外には強い



米国経済指標でドル買いが90円80銭台まで入った後、ギリシャ問題を契機に、ユーロドルの急落からユーロ円に円買いが入り、市場を主導した。ドル円だけは、リスク回避の円買い・ドル買いから円買いが優勢、今朝は『窓』を開けて、89円台でオープンした。ドルは円以外の通貨に対しては強い。米国債10年の債券利回りが、前日の3.68%から3.6%に緩んできたこともドル売り・円買いの背景にあるようだ。



注目

本日の米国1月のISM製造業景況指数(若干の改善か?)に予算教書に注目している。明日2日は、豪州中銀(RBA)による政策金利の変更(3.75%→4.00%)が行われるかにも、注目。さらに米国12月の住宅販売契約指数は、前月のマイナス16.0%からプラスに転じるか?3日(水)は、米国ISM非製造業景況指数(12月の49.8から若干の改善予想)、ADP雇用指数など、注目材料が目白押しに出てくる。4日(木)は、ECB、BOEの金融政策が見直されるが、政策金利は変えてはこないだろう。5日(金)には米国NFPが発表される。好調な米国経済指標が、NYダウを支え、ドルをサポートするのか、あるいはNYダウの上昇が、「リスク選好」のドル売り・円売りを招くことになるのか、この点にも注目している。







1月29日(金)



FOMCが一般教書に優先、一時90円ミドル



午前4時にFOMCの結果が発表され、午前11時にはオバマ大統領の一般教書の演説が予定されていた。市場への影響力は、FOMCの結果から米国早期利上げ予測が優勢となったことで、ドル買いに結びついた。一昨日、何度となく89円割れを試したドル円も、ドルショート筋からの買い戻しで、一90円50銭までの上昇を見た。

ユーロドルが1.39台に入り、昨年7月以来6カ月半ぶりの安値に落ち込んだのが目立った動きであった。やはりギリシャの負担はユーロ圏に重くのしかかっている。



バーナンキ議長は、今朝、米上院で賛成70、反対30で再任され、ドルが若干戻しているようだ。



注目



本日は月末の金曜日ということもあって多くの経済指標が発表される。今週はFOMC、一般教書とイベントをこなしてきたが、本日は米国10−12月期のGDPに注目が行く。速報値ながら、前期比年率で+4.5%程度の予想が市場予想であり、前回の2.2%を大きく上回りそうで、ドルをサポートする動きとなりそうだ。








12月28日(木)



FOMCで、ドルが一転ドル高に

今朝未明に発表されたFOMCで、政策金利は予想通り据え置かれたものの、カンサス・シティ連銀のホーニック総裁(理事は新任)賀、据え置くに反対、利上げを指示。予想以上に、強気なスタンスにドル買いが優勢となり、ドル円は90円台を回復、ユーロドルは1.3990と昨年7月以来のドル高・ユーロ安となった。今朝は、1.4020台、ドル円は89円90銭台。



注目

今日はオバマ大統領の一般教書に注目、企業減税案が示されるとドルをサポートするのではないだろうか?

特に企業の設備償却に対する「特別減税」に注目している。





1月26日(火)


Lackluster



活気のない市場のことを、英語では“lackluster”というが、昨日の市場は、ドル円の動きで、89円80銭〜90円30銭と50銭のレンジ、まさに、lacklusterだった。

ただし、先週のNYでは、ドル円の引けは89円80銭付近だったが、昨日の朝方、6時30分ごろは90円30銭と窓を開けていたような印象を持った。

オバマ大統領による新金融規制案からのドル売りに一休みという印象はあった。



注目

27日のFOMCでは、09年4QのGDP(29日発表)は高めの数字(前期比年率で4.5%あたりか?)が予想されているが、昨日も米国12月の中古住宅販売が、11月の654万戸から545万戸(予想は600万戸付近)に下落するなど、全般的にさえない経済指標からみると、出口戦略はまだ先の話となりそうだ。











2010年1月25日(月)


オバマショックを残したままの越週

先週のオバマショックの影響を残したまま、週を超えてきた。

ドル円は、先週終値の89円80銭台から、今朝は90円台に、ユーロドルも1.4136から1.4150〜60台と行き過ぎの調整が見られるようになっている。

NYダウは2日間で、430ドルもの下落、4.1%もの下落となった。週末のシカゴでも日経225先物は大証比240円もの大幅安であったが、今日の東京の株価はどうなるのか?すでに、22日(金)だけで、2.6%もの下落を示しており、要因は「リスク回避」の円買いが優勢で、ドル円の上値は重いのか?あるいは、シカゴIMMでもドルショートが、19日現在で31億2千万ドルと12日の27億ドルから増加しており、買い戻しが入る展開となる可能性も見ておきたい。



注目―バーナンキの行方

オバマ大統領の背後には、ポール・ボルカー氏が見え隠れしており、この新金融規制案の具体策もボルカー氏のアイディアだろう。ポール・ボルカー経済回復諮問委員会委員長は1979年から1987年までのFRB議長を務めた人で、当時は「実需原則」が取引の基本にあった。いまや、金融機関の為替取引で、実需に基づくものは、5%程度と推測する。約95%が、金融機関の自己売買である。 これを禁止しようとする規制案であるから、市場の価格形成のメカニズム・流動性の供給といった、金融機関の重要な役割が無視され、市場のダイナミズムは次第に失われるであろう。



週末に米国の金融界のヘッジファンドの会長と意見交換したところ、ガイトナーはすでに力を失っている。バーナンキの再任(投票は今月末)で、微妙な情勢とのことであった。マスコミ報道では、バーナンキ議長は、なんとか再任される見込みとのことであるが、オバマ政権下の民主党でもすでに4名が再任反対の態度をとっているらしい。米金融界、政治的な動きにも要注意だ。







2010年1月22日(金)




オバマ提案でNYダウ急落、ドル安・円高



オバマ大統領が、金融機関による過剰なリスクテイクを抑制するため、自己勘定取引の規模と範囲を規制しようとする動きを見せていることは知っていた。寝ている間に、オバマ大統領は、自己勘定による市場取引を禁止してしまった。

発表を受けて、ドル円は91円ミドルから90円10銭付近まで円買いドル売りが活発となった。市場はドルロングであったのであろうか(?)、とりあえずポジションをスクエアにする動きが活発となったようだ。ユーロショートはやや買い戻されて、1.41台に上がってきた。ロングであったAUD円などもAUD売りが活発となり、昨日の高値83円90銭付近から、81円台に円買いが進行した。





注目

オバマ大統領が、金融機関の規制強化賀どの様な手続きで法制化されるのか?

本当に現実のものとなった場合には、1971年のニクソンショックに匹敵する大改革となる。今後の進捗に大注目だ。




2010年1月21日(木)





中国の金融引き締めからリスク回避のドル買いへ



中国の影響力・存在感が増してきている。

昨日は中国が、金融引き締めにさらに乗り出したことから、AUDに売りが入り、ユーロが4か月ぶりの安値を付けるなど、中国リスクが為替市場を吹き荒れた。

中国人民銀行は、最近国内の過剰流動性にナーバスとなっており、13日には預金準備率を大手銀行には15.5%に0.5%に引き上げを求めた。人民銀行幹部からは、過剰流動性の吸収で「金融引き締め」ではないと発言したが、昨日は?一部の銀行に1月中の融資の抑制を求めた、?大手2行に預金準備率の0.5%引き上げを求めるなど、一層の金融を絞めてきた。





注目


本日にも、中国から09年10−12月期のGDPが発表される予定であり、引き続き中国要因が市場の大きな要因となりそうだ。昨日は、政府系シンクタンクの国家情報センターのシニア・エコノミストから、やはり3%程度のインフレ率を予想してきた。さらに2010年央迄には、金利引き上げの可能性にも言及してきた。本日のGDPを始めとする経済指標の発表を待ちたい。






2010年1月20日(水)





それぞれの通貨が、それぞれの事情で動いている。



ポンドには英国製菓会社のキャドバリーが米国クラフト社の買収提案を受け入れ、ポンド高が目立った。ポンドは、英国12月のCPIや小売売上高の改善で経済指標面からもサポートされた。一方、ユーロには弱いドイツZEW景気期待指数を反映、ユーロ売りが進んだ。AUDには、中国が金融引き締め気味としていることの影響で、調整売りが入る展開となった。ドル円は、JALがらみの予約解消への思惑から、90円30銭付近までのドル売りが入ったが、ユーロドルでのドル買いの余波からドル買い戻しが入り、今朝は91円台。それぞれの通貨が、それぞれの事情で動いている。





注目

AUDにはロングポジションが積み上がりすぎており、一度このような調整売りが入らないと上にはゆきにくい。これで調整売りが終了したか?2月2日には政策金利の0.25%引き上げ観測が強く、いずれAUD買いが入ってくるものと思っている。



中国温家宝首相からは、「信用とマネーサプライの妥当な伸びを維持する方針」との意思表明が報道されたが、おそらく中国が金融引き締めを意図していることはないのだろう。13日の預金準備率の引き上げは、過剰流動性の吸収を目的としたもので、この解釈が受け取られるに従って、AUD円などが円安に動いてくるのではないかと見ている。BOEキング総裁から「低いマネーサプライが、インフレ率を押し下げる」とのコメントが、ポンド高を抑制するかにも注目している。













2010年1月19日(火)




ギリシャ問題再燃、ユーロを下押し



昨日の市場はギリシャの財政懸念問題が再燃、ユーロの下落から始まった。その他、本日、会社更生法を申請すると見られるJALの問題、シカゴIMMの持ち高推移などの要因がうごめいているようであった。ドル円のレンジは、91円05銭~90円62銭付近と、NYが休日であることからも、大きな値動きは見られなかったが、市場に内在する要因は実際の値動き以上に大きいように思える。

ユーロポンドは、朝方の0.8850付近から、一時は4カ月振りの安値、0.87台後半に落ちてきた。




注目

シカゴIMMのポジションも気になる。1月12日現在のポジションは、AUDが突出して買われており、59千枚のロング(前週は+47千枚)。ユーロも▲17千枚と前週の▲35千枚から大きくショート賀減少している。一方、米ドルは、IMM通貨に対し▲27億ドルと、12月15日以来のショートとなっている。このポジションから見ると、AUDはいったんロングポジションをふるい落とさないと、上にはゆきにくい。ドルの下値には買いが入りそうだ。









2010年1月18日(月)



ドルは円を除き、対主要通貨で堅調


ドイツメルケル首相辞任の噂が出たが、後で否定されたものの、一時はユーロ安の要因となった。ギリシャの財政赤字問題もユーロ安の材料を提供した。ドルは円に対しては安く、その他通貨に対しては堅調に推移した。クロス円はスイス円、ユーロ円での円高が主導する形で、軒並み円買いが優勢となった。





注目


今週は、?米銀の決算に注目する。


?19日にJALが会社更生法を申請する予定。会社更生法を申請すると、為替予約―JALは膨大な「ドル買い」予約を持っているはずで、これらをキャンセルする必要があるのか?通常は逆取引(この場合はドル円の売り)で予約を取り消すことになるが、「事前調整型の会社更生法適用」であり、予約をどうするのか?これはドル安要因で見ている。


?経済指標では、20日の米国12月の住宅着工に注目。21日には、中国が昨年10−12月期のGDPを発表するが、これも注目。円買いの要因か??欧州もギリシャ問題に不透明感が強く、ユーロの足を引っ張りそうだ。


ユーロ円、AUD円といったクロス円が、ドル円も行方も決めそうで、ドルストレートだけを見ているわけにはゆかないだろう










2010年1月15日(金)


円売りから円買いへ



東京時間では、リスク選好が優勢され、円売りが優勢となった。

日経平均やアジア市場の株価も堅調に推移したうえ、豪州の雇用統計が、予想以上の改善を示したことで、AUD円がクロス円を主導する動きとなった。

NYのオープニングで、ドル円がオプションのバリアと思われる92円をヒットしたことから、目標達成感から、今度は90円80銭台にまで円買いが入るという激しい動きであったが、90円後半〜91円前半には円売り意欲もあるようだ。昨日発表された米国小売売上高が低調であったことも、円買いドル売りを加速した。




注目



多くの注目材料が、出てきそうだ。?オバマ大統領から、TARP(不良資産買い取りプログラム)のコスト(1,170億ドル)を金融機関に請求するとの提案は、間もなく議会でも議論されそうだ。おそらく、高額ボーナスを撤回させて幕引きとなるのではないかと思っている。?菅財務相からは、2月4-5日のカナダG7で、人民元問題の議論が出れば、しっかり主張したい、とのコメントがあったが、これは円高要因か。?昨日の豪州雇用統計を受けて、RBAは2月2日の政策金利見直し時に0.25%の利上げが行われ(4%となる)可能性が高くなった。







2010年1月14日(木)




中国の引き締めリスクが緩和



市場は引き続き中国の金融引き締めの影響を探るリスク回避の円買いから、リスク選好の円売り、ドル売りにセンチメントが変わってきたように思えた。
一昨日に発表された、中国の準備率の引き上げは、経済成長の足かせにはならないとの見方が有力で、市場はリスク選好力を取り戻しつつあるように思える。
ドル円は、90円90銭付近までの円買いが入ったが、市場は円ロング・ドルショートであったようで、円ロングを巻き戻す円売りが優勢のようであった。資源国通貨も、一昨日は売り優勢であったが、昨日はやや値を戻す動きとなっている。





注目


本日はECB理事会後のトリシェ総裁の会見に注目。政策金利1%は変えてこないだろう。22時30分の米国小売利上げ高(12月)もクリスマス商戦を確認する上で重要だ。ベージュブックでは、09年の年末商戦は08年比堅調、07年比激減とした。















2010年1月13日(水)




中国要因で円独歩高


中国要因が続出、為替市場に大きな変動をもたらした。


朝方は、中国政府系ファンドの中国投資有限公司(CIC)で投資資産配分の担当者からドル底値発言が流れ、ドル買いが入った。その後、「ドル底値発言は個人的な見解」との報道で今度はドル売りに傾くという茶番劇。これには、為替市場を愚弄しているとしか言いようがない。しかし、それだけ中国の存在感が大きくなったことも事実で、今後もこのような相場操縦にかき回される場面も出てくるのであろう。



注目

日本の財務相が菅副総裁に変わったところで、為替の流れが変わってきたが、残念ながら鳩山首相が「円安の芽」を摘んでしまった。それでも菅財務相のと基本的スタンスは変割っていない。そこに、米国ガイトナー財務長官から、電話会談の申し出があり「為替安定が望ましい」とくぎを刺されてしまったが、本当の話はわからない。

米国の出口戦略と日本の低金利継続で、ドル円をどうするのかといったことが話し合われたはずだと思っている。







2010年1月12日(火)





米国雇用統計・要人発言でドル売り優勢

7日(木)の菅新財務相の発言で、円売りが優勢となったところで、8日(金)の米国12月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想に反する弱い数字となった。市場はドル売りで対応したが、まだ売りきれていないようだ。ドル円は、8日の朝方93円70銭台までの円売りが入ったが、昨日のNYでは91円80銭付近までの円買いが入った。セントルイス連銀総裁から、「米国の低金利が続く」との見方が報道されたことがドル売り要因となった。今朝は、92円10銭付近の推移。



注目

年初5日現在のシカゴIMMのポジションは円ショートが、16千枚と前週の14千枚から拡大している。菅財務相発言で円ショートが拡大しており、ドル円の上値は限定的となるのか。さらにオセアニアや欧州通貨の堅調さから円買いを後押しするのか注目したい。






2010年1月8日(金)




菅財務相発言で円安加速

菅財務相の発言が円安へと導いた。就任直後の思ったより早い円安誘導で、市場はサプライズから円売りドル買いへと走った。92円15銭近辺で発言が報道され、92円87銭までの円安となったが、その後の海外市場でも円売りが優勢となり、今朝は年初来の93円30銭台の推移となっている。



菅財務相の発言内容は、?現在はドバイ・ショックの頃より円安方向に動いているが、(注:ドバイ・ショックの11月26日は86円台)、もう少し円安の方向に進めば良い。?経済界は95円あたりが適正レベルとの見方が多いようだ。?適切な水準となるよう、日銀と連携してゆく、というコメントであった。



注目

注目の米国雇用統計が本日に迫ってきている。市場は、改善を織り込みすぎているようにも思われる。低く出ても、多少高く出ても織り込み済みで、ドル買いの材料が出尽くした感もあり、ドル売りとなる場合も想定しておきたい。










2010年1月7日(木)



菅副総理起用で円売り、NY後場に巻き返される



一昨日、米国の中古住宅販売契約指数が10カ月ぶりの低下となったことから、東京の朝方は91円70銭付近でオープン、一時91円52銭までの円買いも入ったが、オプション絡みのドル買いによりドルが支えられた。辞任した藤井財務相の後任に菅副総裁が任命されるとの報道に市場は92円73銭付近までの円売りで対応したが、NY後場は、原油高(83.18ドル)、金価格も高く(+17ドルの1,136ドル)から欧州通貨が反発、今朝は92円30銭近辺での攻防となっている。



注目

欧州からの経済指標に注目がゆく。BOEの政策金利は0.5%で変わらないだろうが、キング総裁のコメントにも注目したい。






2010年1月6日(水)




持ち高調整からドル売り優勢



ドルロングのポジションが積み上がり、8日の雇用統計前に調整しておこうという動きからのドル売りが優勢となった。背後には米債券利回りの低下や米国11月の中古住宅販売契約指数が10カ月ぶりに減少に転じたこともドル売りを加速した。ドル円は一時91円25銭付近までの円買いが入ることとなった。昨日発表された、三井住友銀行FGが8千億円超の公募増資が報道されたことで、株式市場に荷もたれ感が出てきた。日経平均は、急速に上げ足を縮小、円にも円買いが入りやすい展開となった。この大手銀行の「一人よがり」ぶりでは、日本の金融市場の正常化はおぼつかない。

藤井財務相の辞任は市場に影響を与えていないようだ。





注目

22時15分発表の米国ADP雇用統計に注目。8日のNFPの先行指標になりうるかどうか疑問もあるが、大きく改善するとドルをサポートするだろう。24時にはISM非製造業景況指数も重要だ。予想は11月の48.7から12月は50程度に上昇の予想となっている。日付が変わって、午前4時にはFOMC議事録と注目材料は多い。






2010年1月5日(火)



多くの要因が交錯したが、ドル円は堅調



年明けの市場は、さまざまな要因が交錯した。 アジア時間ではドル買いが先行したが、欧州時間からは利益確定やストップロス狙いのドル売りが優勢となった。原油価格が、1年3カ月振りに81ドル台に急伸、金価格も昨年10月以来の1,118.30ドルと原油に連れ高、ドル売りを促進させた。ドル円は、一時92円10銭台までのドル売りも入るという展開。米国債利回りの上昇に支えられたドルの堅調なトーンは底流にあるものの、テクニカルな反落が目立ったように思われる。



注目

週末の雇用統計で、米国の12月の雇用が改善する可能性を先取り、ドルを売りにくい雰囲気もあった。12月4日に発表した11月のNFPがマイナス11千人と大きく改善、ドル円は88円台から90円台へと一気に上昇したことは記憶に新しい。予想は、ゼロ付近にあるようだが、プラスに転じる可能性もあり、その場合はドル買いに反応しやすいが、予想が高いだけに、NFPが予想を下回った場合の反動には注意が必要だろう。












2010年1月4日(月)



米経済指標改善、ドル金利上昇でドル買い戻し

今年もよろしくお願いします。

昨年末は、31日にドルに一段の買い戻しが入り、ドル円の93円台をいち早く実現してしまった。

主因は、?失業保険申請件数が1年5か月ぶりの減少となったこと、12月のシカゴ購買部協会景況指数が60と11月の56.1を大きく上回ったことで、最近の米経済指標の好調ぶりが確認され、
?10年債利回りが3.90%と年初来高値(8月3.95%)に近づいたこと。
?さらに年末のポジション調整からドル買いが入ってきたことが挙げられる。

ただし、シカゴPMIは、31日に58.7に下方修正された。予想の55.1を依然として上回っているが、この影響が今朝どう出てくるかについては注目している。今朝のドル円は93円の売り気配となっており、輸出筋もドル売りに動きだすと思われ、アジア時間は重そうに見えるが、一方、下値にもドル買いが入りやすい地合いと見ている。ドルの買い場探しと見ている。



注目
今週は、週末にかけて重要指標が出てくる。7日(木)のBOE政策金利の発表後のキング総裁コメント、8日(金)の米国12月の雇用統計に注目している。
ドル円は93円75銭付近の200日MAが当面の目標となるのではないかと見ている。




12月30日(水)

円売り優勢―2か月ぶり92円台

ドル円はNY時間に92円台に乗せてきた。今朝は91円90銭台での取引。
アジア時間では、実需のドル売りやオプションがらみの92円を防衛するドル売りに91円80銭を超えての上昇は実現できなかったが、休み明けのロンドン勢からは、クロス円の円売りが活発に入ってきた。ユーロ円の132円台を始め、ポンド円の147円台、AUD円は82円台、NZD円は66円台を付けるという円売りが活発となった。




注目
米国10年債とドル円の正の関係に注目している。11月27日に84円82銭という今年の円の最高値を付けた。直接の要因はドバイショックだったが、米国債の入札も不調で、債券利回りは上昇した。11月23日の10年債利回りは、3.41%でドル円は89円。一昨日の10年債利回りは、3.85%まで上昇しており、4%を付けると、200日MAの93円70銭付近をトライする可能性も否定できない。

本年の配信は今日で終了します。辛抱強くお読みいただき、ありがとうございました。
新年は4日より配信いたします。よいお年をお迎えください。








12月29日(火)

休暇気分で小動き

いまだクリスマス休暇気分が抜けていないようで、市場は小動き。
ドル円は、91円79銭を高値に91円台ミドルでもみ合い状態だった。日経平均がザラ場で年初来の高値を付けてきたことで、リスク選好の円売りに安心感から、このところ弱含んでいたオセアニア通貨に対する円売りが入ってきた。
AUD円は81円台にのせてきた。原油価格や金価格が堅調に推移し始めたことが背景にありそうだ。


25日に話題となった、アムステルダムからデトロイトに向かうNW便で発覚した旅客機テロ未遂事件は地政学的リスクの高まりを招き、市場は、むしろドル売りユーロ買いで対応した。ユーロドルは朝方の1.4390台から1.4410付近まで上げてきた。しかし、今朝は1.4370台に戻しており、大きな動きではなかった。


注目

今週は、明日29日に米国10月のケースシラー住宅価格(若干の改善か)、12月の消費者信頼感指数(11月49.5→予想53.0)、30日には12月のシカゴ購買部協会景況指数(11月56.1→予想55.1)などの経済指標には注目している。さらに、今週は米国国債の入札、1,180億ドル(28日は2年債、440億ドル)を控えており、長期金利の動向に注目している。




12月28日(月)



ポジション調整は終了?

22日からの米国経済指標では、11月米国中古住宅販売が654万件(+7.4%)と大きく上昇した後、23日に発表された新築住宅販売件数355千件(マイナス11.3%)とさえない数字が発表された。ここでは91円11銭まで売られたが、91円前半ではドル買いも入り、市場のポジションは年末に向けて中立になりつつあるようだ。

今日は、オーストラリア、ニュージーランド、英国、カナダの市場が休みとなる。

注目ーやはり中国に注目

中国は徹底的にいじめ抜いた鳩山内閣であるが、民主党主導で600人もの大団体による表敬訪問を受け、ゴリ押しの結果ナンバー2の天皇陛下との面談を実現させた。無人島の管理に関する法律を先ごろ議会通過させ「尖閣列島」をも支配下に置こうとする勢いはすざまじい。COP15では、地球温暖化に対する提言に難色を示し、議事進行を難しくさせた。来年も中国が台風の眼となりそうだ。



12月25日(金)


米経済指標、原油、金価格が市場を動かす

米国市場では、NYダウ、ナスダックとも年初来最高値で引け、クリスマスプレゼントとなった。リスク回避のドル売り・円売りが入りやすい地合いではある。

一昨日からの米国新築住宅販売が11%もの落ち込みを示したあと、昨日の耐久財受注が特に、輸送機除きで+2.0%と予想の+1.1%を上まわってきたこと、12月19日までの失業保険申請件数が452千人と前週の480千人から改善してきたことで、米債券利回りが上昇、ドルをサポートした。この動きは継続しそうだ。

原油価格が78.05ドル(+1.38ドル)、金価格が1.104.80ドル(前日比+10.80ドル)と堅調に推移しており、AUDドル、CADドルに買いが入り、AUDドルは、一時0.8860付近に上げてきた。



12月24日(木)

22日からは米国の住宅関連指標に支えられたドルが91円後半にまで上昇してきた。
昨日は、米国11月の新築住宅販売件数が注目されたが、予想より低い355万件(マイナス11.3%)と低い数字であったことから、今度は91円30銭付近までのドル売りに転じるという動きとなった。ミシガン大学消費者信頼感指数(12月)も72.5と予想の73.8や11月の73.4には届かず、ドルの調整売りを招いた。



22日発表の米国GDP確報値は、+2.2%と改定値の+2.8%から弱い数字となって発表されたが、今の市場は,ドルに関しては、典型的な「下がったところはドル買い」=buy on dipsで、すぐにドル買いが入りやすい。








12月22日(火)




米債券利回り上昇、金価格下落にドルが支えられる



ドルが底堅いトーンの中で、年末を控えたポジション調整が主体となる展開なのであろう。NYなって、金価格が1100ドルを切ってきたこと(▲15.5ドル)、原油も72ドル台に反落(▲0.89ドル)に加え、米国債券利回りが上昇してきたことから、ドル買いが優勢、ドル円は11月4日以来の91円台に乗せてきた。ポジションも円ロングが残っているのか「円売り優勢」の展開。ドルストレートではドル高だが、ドル円でも円安となっていることから、クロス円は円安気味に推移している。今週はクリスマス休暇を控え、参加者も少なそうだ。流動性は低いが、経済指標は米国の住宅関連指標や英国と米国の7-9月期GDP確報値に注目が行く。



注目



ドル円の200日MAが93円85銭、200時間MAが89円22銭。今の勢いでは200日MA方向への動きが優勢となるのではないかと思っている。今年のドル円、4月の101円44銭をドルの高値、84円82銭を安値とした場合に、61.8%のフィボナッチは95円09銭、50%が93円13銭、38.2%が91円16銭にある。200日MAと38.2%の93円台あたりが当面の落とし所となるのであろうか?








12月21日(月)




ユーロスイスに買い


イラン軍がイラクに侵入、イラク南部の油田を占拠したとの報道に、避難通貨としてのスイスフランそれにドル買いが入ってきた。ユーロスイスフランは、1.50を割り込み、1.4906付近までのスイスフラン高となった。今朝は、さらに1.4870台にまで急伸している。スイスフランが、スイス中銀の介入ポイントである対ユーロで1.50を割れてきたことから、ドル円にも円買いが波及し88円90銭台までの円高となる場面もあった。その後は最近のドル買い戻しの動きを反映ドル円は91円手までのドル高となった。今朝のドル円は90円30銭台にて推移している。流動性の薄い市場で、値動きの荒い典型的な12月相場となった。



注目

今週は、すでに多くの参加者が休暇中であろう。流動性も残りの2週間は極端に落ちてくる。その中にあって、ドルがどこまで値を伸ばすのかに注目している。欧州通貨は、引き続き弱そうだ。金価格の動向にもオセアニア、ユーロへの影響度が強く注目したい。









12月18日(金)





ユーロ安、ポンド安、AUDも弱い



一昨日のFOMCで、来年2月1日までに大部分の資金供給措置を解除するとの出口戦略が発表されたことでドル買いが活発になった。さらに、ギリシャの信用不安から、ユーロ売りが活発となり、ユーロドルは1.4369と3ヵ月半ぶりの安値を付けた。

AUDも安く、対ドルで0.89割れは2か月ぶりの安値となった。



注目

ドル円が90円30銭付近まで上げた後、89円56円までの急激な円買いが入ってきたことは不思議な動きであった。90円フラットのオプションバリアの防戦売りに失敗した中国勢が猛烈にドル売りを仕掛けたのではないかとみている。

金価格も大幅安となっており、中国の動きは大きなアゲインストになっているものと

思われる。今後の中国の通貨戦略に注目している。









12月17日(木)




FOMCにおける「出口戦略」がドルをサポート



FOMCで、「大部分の資金供給措置は、2010年2月1日までに海上」との出口戦略が示されたことで、ドル買いが活発化した。なお、政策金利は維持した。ドル円は90円目前まで、ユーロドルは1.45フラット付近までのドル買いが入ってきた。今朝はドル円89円80銭付近、ユーロドル1.4520台にて推移している。



注目



一昨日の、米国11月のPPIが前月比で1.8%物上昇を記録したことで、米国の利上げ時期が早まるのではないかとの思惑からのドル買いが入りやすい地合いにあった。FOMCの結果を受け、これで材料が出尽くしたのか、あるいはドル買いが入ってくるのか







12月16日(水)




新BIS規制の延期―円安材料となるか?

大きなニュースが入ってきた。本日の日経朝刊一面「銀行の新資本規制延期」の報道は重要だ。これで、日本の銀行株が急上昇、日経平均が回復の兆しとなりうる、さらに株価上昇で「リスク回避の円売り」が主流になると思う。しかし、今朝の日経は昨日のNYで、いち早く出回っており、NYはそのようなシナリオに動いてきていないのには、首をかしげる。今日のポイントになるのだろう。





注目

本日のFOMCでFRBが出口戦略を打ち出してくると、ユーロドルは1.4500の維持も危なくなる。200日MAは1.4159で、はるか下にあるが、ポンド、スイスフランが弱含んでくると、ユーロドルも大幅下落の可能性はある。今年は、2週間を残すのみだが、日本の休日、海外ではクリスマスを考えると、実質は今週と来週初のみを残すところとなった。



冒頭に申し上げた新BIS規制の延期が私のシナリオ通りに影響するか注目している。





12月15日(火)


リスク選好へのドル売り



アブダビによるドバイへの資金支援100億ドルが合意したとの報道で、ドバイ問題への懸念が、払拭され、リスク選好のドル売り要因となった。さらに、三菱UFJファイナンシャル・グループによる公募増資の半分を海外で募集するといった報道に、海外投資家から円買いが起こるのではないかといった思惑で、円買いが入り、一時は88円30銭台までの円買いが入る場面もあったが、値ごろ感からのドル買いで今朝は88円60銭付近まで戻してきた。NYダウが年内最高値を更新してきたことから、本日の日経平均の上昇を期待したドル買いであろうか?





注目



今週は、多くの重要指標が発表される。本日は、ドイツから12月のZEW景気期待指数に注目が行くが、予想は1月の51.1から横ばいないし、若干ダウンの50.0付近。米国からも、22時30分にはPPI及びコアPPIが発表される。こちらは改善しそうで、NY連銀製造業景況指数と合わせて、ドルをサポートしそうだ。23時15分には、米国11月の鉱工業生産と設備稼働率も若干の改善が見られそうだが、これでNYダウが上昇すると、リスク選好のドル売りにもつながりかねない。リスク選好のドル売りは、いったん終了したように思える。









12月14日(月)





休刊のお知らせ。

香川の業務出張により会員情報はお休みさせていただきます。



会員の皆様には急な休刊でご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解の程よろしくお願いいたします。



尚、次回の更新は12月15日(火)朝7時〜8時※更新予定です。












12月11日(金)





オセアニアが円高を阻止



昨日午前5時に発表されたNZD中銀の政策金利は2.50%で変わらず、NZ中銀からのコメントは、前回よりやや強気なトーンでNZD買いをサポートした。同じく午前中に発表された豪州11月の失業率も5.7%と10月の5.8%から改善、新規雇用者数が3.12万人と予想の0.5万人や10月の2.45万人を上まわったことで、AUDが強含んだ。



AUD円は朝方の79円85銭から、一時は81円台に入るなど、クロス円での円売りを主導、ユーロ円は130円台、ポンド円は一時144円台を回復する場面もあった。



注目

さてこれで、ソブリン・リスクへのリスク回避からの円買い・ドル買いが一段落し、次の展開を待つことになった。「不自然な円安」への回避がどのように出てくるのか?

12月特有の流動性の薄い市場に入りつつあるところで、本当の市場の姿があらわれてくるのではないかと思っている。







12月10日(木)




市場はソブリン・リスクにナーバス


市場の焦点は、ギリシャの格下げ問題とドバイの信用懸念の再発に加え、格付け機関S&Pによるスペインの格付け見通しが「ネガティブ」に引き下げられた事から、ソブリン・リスクに神経質な市場となった。ユーロが下落するなど、リスク回避の円買い・ドル買いが優勢な市場となった。日本の7-9月期GDPが年率1.3%と前回の4.8%から急激に低下したとの発表があったが、市場は気にせず円買いを進めた。




注目



やはりドル円の行方が気にかかる。先週金曜日に90円78銭を付けた後、3円もの円高が進んでいる。この円高ははたして、一時的な動きなのか?円高に動いても、昨日は87円40銭付近でサポートされた、リバウンドもあった。市場のポジションは円のロングが積み上がっており、円高場面では利食いの円売りもはいりそうだ。
ユーロ円も弱いが128円台では、ユーロ買いも入ってくる。ちなみにユーロ円の200時間線は131円56銭ととっくに通り過ぎてしまっている。ドル円も87円台をさらに円高に推移するような雰囲気にはないように感じている。







12月9日(水)





リスク回避の円買い・ドル買い優勢

バーナンキ議長の講演が弱気すぎる、ドバイが怪しい、ユーロ圏の一角ギリシャが格下げされた。ドイツの鉱工業生産(10月)が、前月比マイナス1.8%などとリスク回避の円買い・ドル買いの要因となった。特にユーロドルは、ギリシャの格下げを受けて、一時1.47割れ、ユーロ円は130円割れと大きく値を下げた。



ドル円は朝方の89円50銭から88円17銭付近まで下落。先週末から、円が一番弱かったが、昨日は最強の通貨に代わってきた。ドル円は、先週金曜日の雇用統計前のレベル、88円40銭付近に戻ってしまった。





注目



昨日はオバマ大統領から、新経済政策(雇用対策)が発表される予定があった。強力な雇用対策にはドル買い、仮に国債の増発といった事態になっても債権利回りの上昇により、ドルがサポートされるシナリオを描いていたが、今のところ、大きな要因とはなっていない。雇用統計前のレベルに戻ったドル円にドル買いが入るか注目している。









12月8日(火)


ドルの回復、バ議長が水を差す



先週末にドル円は90円78銭の高値まで戻したが、やはり12月の週末という、市場の流動性が欠けた市場の特殊な要因であった。昨日の市場では、11月12日の90円60銭以来の円安水準には、さすがに輸出企業からのドル売り円買いが入ってきた。海外市場では90円に戻る動きとなったものの上値は重く、バーナンキ議長の講演で「低金利の長期化」が示唆されると、89円01銭付近までのドル売りが入った。皮肉にも、FRB議長が、現在の市場の勢いに水を差し、ドル安を招いた格好となった。



注目

本日は、経済指標は、英国とドイツからの鉱工業生産指数が発表され、重くはない。しかし、オバマ大統領が行う経済演説の中で、「雇用対策」に注目が行く。






12月7日(月)


ドルは急反発―米雇用統計で

米国11月の雇用統計で、非農業部門雇用者数(NFP)が、予想比大幅に改善したことで、ドル買いが市場を圧倒した。ドル円は、11月13日以来の90円台に上伸。?市場は、FRBによる「出口戦略」が早まる可能性を先取りして、ドル買いに入った、?いまだドルショートがマジョリティであり、ストップロス狙いのドル買いが優勢な動き。?ドバイショックの懸念が遠のき、ドルショートを薄める動きもあった。ただし、?12月の金曜日ということで、流動性が乏しく、市場の動きを加速したこともあり、この行き過ぎ感から、今朝のアジア市場で90円20〜30銭付近の動きとなってきている。?金価格が急落、原油価格も上値重く、資源価格の下落が対AUDドルやCADでの米ドル買いを支えた要因も見逃せない。



注目

重要なことは、金価格を利用した中国の為替戦略が崩壊し始めたことであろう。中国の狙いは、円高をキープし、円安を防ぎ、日経平均を安く保つことで、中国のアジアにおける競争力を維持することにあった。そのために、金を買い上げ、金価格を高めに保つことによって、ドル安要因を提供してきた。このオペレーションが、先週末に一気に崩れ、中国自身もストップのドル買いを余儀なくされたことだろう。大きな損失が出たと想像する。今後の中国が引き続き、同じ為替戦略をとってくるかに注目している。







12月4日(金)


ドル買い優勢に多くの要因―今朝は掃ける?



ドル円は、11月27日(金)に84円82銭という今年の円最高値を付けたあと、昨日は11月25日以来の88円台に上がってきた。しかし、昨日24時に発表されたISMが弱く、ここにきてドルの上値は短期的には重くなってきたように感じている。



ドル円の回復について、主な要因は、次の通りと思っている:−

?円高予想が優勢で、市場が円買いに傾いていた?ドバイ問題への懸念が払しょくされた?日経平均が回復しており、金価格も上昇、リスク選好の円売りが優勢?米国債券金利が上昇してきたこと、?BOAが公的資金450億ドルの返済につき、米政府と合意に達したこと、?88円のオプションバリアがクリアーされ、それまでドル売りで臨んでいた参加者から、ドルの買い戻しが入ってきた。



注目



市場の大勢はドルロングとなったかも知れない。24時に発表されたISM非製造業景況指数が、48.7と3カ月ぶりに50を割れて発表されたことで、ドル買いのトーンが弱まったように思われる。本日は週末、注目は1月の米国雇用統計で、特にNFPに注目が集まる。予想はマイナス120千人(10月はマイナス190千人)。







12月3日(木)


鳩山発言・ドバイ懸念の後退などがドルをサポート

ようやくドル円は87円台まで戻してきた。87円50銭手前まで上昇したが、今朝は30銭台で上値は重そうだが、もう少し上を見ている。鳩山首相から、「円の独歩高は、放置できない」とのコメントがあり、円売りのきっかけとなったようだが、先週から続いたドバイ問題に楽観的な見方が出てきたこと、米国11月のADP雇用統計が改善したことでリスク回避が緩んだ結果とみている。





注目

金を買い上げ、ドル安円高を主導してきた中国が、ようやく「弱音」めいた発言をしてきたことにも注目している。中国人民銀行の胡副総裁から、?金価格は高水準にあり、市場は資産バブルが形成されている可能性がある、?何を準備資産とするかは、その長期的な効果を念頭に置かなければならない、等々、直接的には金価格が高すぎて買えないとは言っていないが、何やら「金の購入をしばらく見送る」可能性も出てきたようにも感じる。円は、先週の84円82銭で高値を打ったかもしれない。








12月2日(水)



日銀に失望、ドル円は行って来い

日銀が臨時の金融決定会合を、14時に開くとの報道が伝わり、ドル円は86円50銭付近から、一時は87円50銭台まで上昇した。

市場は、「国債買い切りオペ」の導入を期待したことだろう。



しかし、出てきた決定は、子供騙し以下の内容で、市場は失望売りを余儀なくされた。白川総裁は、本日にも鳩山首相と会談する予定であり、その前に、何か具体策めいたものを出しておこうというスタンドプレー以外の何物でもない。残念ではあるが、これでは買いあげたドルを売り戻すしかない。



注目

12月は、ユーロドル、ユーロ円でユーロ高が目立つ月となっている。過去10年、ユーロ高で終わったのは9回(9勝1敗)ある。ユーロ円も同様。



今年も年内はユーロ強そうだ。となると、ユーロとAUDは連動して動いており、オセアニア通貨も強含みに転じるのではないだろうか?



本日から、そろそろ金曜日の米国雇用統計に目が行く。手始めに本日は米国11月のADP雇用統計が発表され、市場はこれをNFPの先行指標として受け取るだろう。予想はマイナス155千人と10月のマイナス203千人からは改善しそうだ。










12月1日(火)


ドバイ政府、ドバイワールドの債務を保証せず



ドバイ政府系持ち株会社の債務でも、ドバイ政府筋は「貸し手責任」を協調、?ドバイ政府はドバイワールドの債務につき、保証はしない。貸し手も責任を負うべき。?ドバイのナキール社は上場3銘柄のイスラム債につき、完全な情報を提供できるまで、同社発行の証券すべての取引を停止するよう取引所に求めたとの報道が伝わり、状況は一変した。短期的には、円は円高圏でもみ合いがつづきそうだ。



今朝も、米国から、ドバイワールドの290億ドル債務に何らかの前向きな進展があったとの、一部報道(日経CNBC)もあったようで、今日はこの進展にも注目したい。





注目

円高を止められなければ、2004年3月18日以来、5年8カ月ぶりの介入もやむをえない雲行きになってきた。ドル円が85円を切るような円高には「実弾介入」を入れてくるのではないかとみている。

民主党が内需拡大路線を標榜しており、円高には関心が薄いと市場関係者はみているが、この急激な円高には、民主党首脳も重い腰を上げなければならないだろう。









11月30日(月)




ドバイショックの影響は限定的?



「ドバイショック」の影響で、27日のアジア時間の為替市場は大荒れ、ドル円は一時14年4か月ぶりの84円80銭付近までの円買いが入る場面もあった。しかし、欧州市場からNY市場にかけての金融市場は、落ち着きを取り戻しつつあるように見える。ドル円は87円まで回復した後、86円50銭台、ユーロ円は127円80銭台までの円買いが入ったが、今朝のドル円は87円付近にまで戻している。ユーロも130円台を回復して帰ってきた。先週の動きは過剰反応であったように思っている。先行きは不透明ながら、UAE中央銀行が資金繰りを支援するようでもあり、今後の影響は限定的となりそうだ。





注目

今週は12月4日(金)の米国11月の雇用統計、NFPに注目が行くだろう。10月のマイナス190千人から、どのくらい改善しているかが、焦点になる。その他、3日(木)のECB理事会で政策金利1%は変わらないだろうが、金融緩和の出口戦略が議論されることになると、ユーロが買われる場面も想定される。ドバイショックの後、株式市場の回復傾向と為替市場におけるリスク選好の円売りがどこまで進むかが、当面の焦点となるのだろう。








11月27日


円買いの流れは継続、欧州通貨には高値調整


ドル円は86円30銭付近まで、実に14年ぶりの円高となった。あの史上最高値、79円75銭を付けて以来の円高値である。ユーロドルを始めとしたその他主要国通貨には、高値警戒感が出始めた。スイスフランにはスイス中銀による介入懸念も広がり、一昨日の高値から調整売りが入ってきた。スイス中銀は、実際に介入を行ったとの観測もある。



注目
手元の資料では、平成16年2月以降、介入は行っていないが、それまでは「デフレ宣言下」の経済状況で介入を行っていた経緯もあり、今回のデフレ宣言でも、介入の可能性は高いとも受け取れる。藤井財務相からも「円高注視、異常な動きには、適切な措置」との介入示唆があった。実際に介入に出るのは、85円台か?







11月26日(木)




金価格連日の高値更新でドル売り加速

米国の休場前、市場は流動性が薄くなりつつある時期を見からってドル売りがものすごい勢いで入ってきた。一説によると、金価格が1,180ドル(NY終値は1,187ドル)まで上昇したことが要因とのことだが、ドルがこれだけ下がるということは、投機筋が、87円台のストップ狙いのドル売りを仕掛けたのだろう。実際、87円台に入ると、ストップのドル売りの勢いが止まらず、87円21銭までの円高が進んだ。米国経済指標は改善、個人消費(+0.7%)や失業保険申請件数が減少するなどリスク選好が強まり、ドル売り要因となった。NYダウも30ドルの上昇。



注目

円高・日経平均を低く抑えたい中国あたりが、ドル売りの主役となったかも知れない。相変わらず、レンジ・バイナリーオプションなどを使って円安阻止・円高誘導のオペレーションを行っているようだ。ちなみに、推測されるレベルは、87円〜89円当たりだろう。87円付近に来るとドル買い、89円に近付くとドル売りのオペレーションが出てくるか注目。








11月25日(水)




米GDP下方修正でドル売り

NY時間に発表された7-9月の米国GDP改定値が下方に修正されたこと、その主因は個人消費の下方修正(+3.4%→+2.9%)であったことから、一時88円35銭付近までのドル売りが入った。FOMCでも、ドルの下落は、秩序だっているとの見解が表明され。ユーロドルが1.50に迫る場面もあった。今朝のドル円は88円50銭付近、ユーロドルは1.4960台で推移している。



注目

今日も、多くの指標が発表される。注目は10月の新築住宅販売件数で、若干の改善が予想されている。このドルの重さはいつまで続くのか?ドルキャリーの巻き戻しがひるのも、もう少し先の話かも知れない。







11月24日(火)




ドル安傾向も今週は変わるか?

昨日のアジア時間での主な動きは、金価格が、1,165ドルと史上最高値を更新、NYダウ先物も上昇してきたことから、リスク選好が一時高まり、ドル売り傾向となった。ドル円は、88円60銭付近までのドル売りが入る場面もあったが、欧州市場ではドルの買い戻しも入り、主に88円85銭を中心とした動きであった。今朝は、89円がらみの取引となっている。米国中古住宅販売が伸びたことで、ドルを支えた。





注目

今週は重要な経済指標が目白押しで、数字によっては波乱の多い市場となりそうだ。特に、本日は、ドイツのIFO景況指数(改善の方向か)、米国7-9月GDP改定値(速報の3.5%から3%程度に低下するか)、ケース・シラー住宅価格指数(若干改善か)、に加え、日付が変わってFOMCが開かれる。

先週は、16日(月)から、週末にかけて緩やかな円高が進んだ。ポジション調整を始め、ドルには有利な状況となるのか、注目したい。








11月20日(金)


欧州首脳が為替問題で中国訪問を予定\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\r



























トリシェECB総裁、ユンケルユーログループ議長、アルメニア委員(経済・通貨問題担当)が今月末までに中国を訪問、人民元の柔軟性を求める考えを示したことが、円買いにつながったようだ。ドル円には、中国側から出されていると思われる、レンジ・バイナリーオプション(現在の個人的な推測レートは88円50銭〜89円50銭)で、89円50銭に近づくとドル売り円買い、88円50銭に近づくとドル買い円売りに入る、オペレーションが功を奏しているようだ。



注目

大きな指標はドイツのPPI以外はない。日銀は政策決定会合を開くが、政策に著変はないだろう。どのようなポジション調整が入るか注目している。









11月19日(木)





最近の要因は要人発言…



最近の為替市場は?要人発言や金融政策の変更から、リスク選好が増減することによって動かされる傾向が強い。?次に金価格や原油の上昇が資源国通貨やユーロ高の要因となってきている。さらに、?金利、特に債券利回りの動きと株価の上げ下げがリスク選好に影響することでも為替感応度は高い。昨日も、セントルイス連銀のブラード総裁から、ハト派的コメントがあり、ドルが売られる場面もあった。BOEから、11月上旬の金融政策会合において「中銀預金金利の引き下げは、将来的に有効な公算」との発表から、ポンドが売られ、その後の買い戻しに乱高下する結果となった。




注目

今日は、米国10月の景気先行指標、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀指数に注目する。ダラス中銀のフィッシャー総裁の発言にも注目したい






11月18日(水)




欧州中銀総裁発言がドルをサポート



昨日は、米中首脳会談の結果、人民元の切り上げ容認発言が胡錦濤主席から出るかに注目が集まったが、結局は空振りに終わった。夕刻になってトリシェECB総裁から、昨日のバーナンキ発言を重要視するコメントが出され、ドルが反発した。スイス中銀のロート総裁からも、スイス経済に弱気な見通しが出され、スイスフランが対ドルで弱含みとなった。2人の中銀総裁からの発言がドル買いを招いた形となった。





注目

本日は、米中首脳会談濤イベントの後、持ち高調整の終わっていない参加者からは、89円前後にはドル買いが入りそうだ。経済指標では、BOEの11月4-5日、金融会合議事録が発表される。米国からは、10月のCPI、コアCPI、住宅着工件数の伸びに注目している。ドルの買い戻しがどこまで入るのか注目している。






11月17日(火)





米中首脳会談の結果を先取り、ドル売り優勢

アジア訪問中のオバマ大統領が、本日、中国で胡錦濤主席との会談で貿易不均衡、人民元問題が取り上げられることも円高要因として注目が集まっている。すでに、会談の結果を先取りしたドル売り・円買いが入ってきており、昨日のNYでは一時88円75銭付近までの円買いを招いた。

バーナンキ議長がNYで講演、ドルとインフレ問題を注視しているというのが主要な論点であったようだが、NYダウが上昇、金価格も1,139ドルまで上昇、リスク選好のドル売りが入る結果となった。



注目

本日は、米中首脳会談に大注目。







11月16日(月)




米指標弱くドル売り優勢

先週、12日(木)に、一時的にドル買い優勢となったが、週末13日には、早くもドル売り優勢の展開となった。13日(金)にはドル買いのセンチメントは、90円42 銭までのドル買いが入ったところで息切れた。米国貿易赤字が拡大、ミシガン大学消費者信頼感指数が弱かったことで、ドル売りを主導したようにも思える。今週は、ドルにとっては厳しい見方をしなければならない週かも知れない。



注目

オバマ大統領が中国を訪問、為替問題と貿易不均衡問題を取り上げるとなると、円にも円買いの要因となりかねない。

本日は、午前8時50分に日本の7-9月GDPが発表されるが、大きな要因とはなりそうもない。NY時間では、米国10月の小売売上高、NY連銀製造業景気指数は市場影響度が高いだろう。午前2時過ぎのバーナンキ議長の講演には、先週末の弱いミシガン大学消費者信頼感指数や貿易収支の弱い数字を受けて、どのような基調になるのか注目している。ドル売り要因となりうるので、要注意と思っている。








11月13日(金)




ドル売りからドル買いにセンチメントの変化は短期的?

昨日のレポートで申し上げたように、市場のセンチメントがドル買いに変わってきた。

?金価格が1,123ドルまで上げた後、1,117ドル程度に調整して帰ってきたこと、?金価格に連れた資源国通貨が上昇の後、売られて戻ってきたこと、?BOEキング総裁のポンド安(ドル高)誘導、?NZ中銀のボラード総裁から、NZDの過大評価を指摘してきたこと、?市場は、おそらくドルショートで、ドルの上昇局面では、ストップのドル買いが入りやすい、と言った相場環境から、(短期的かもしれないが)、センチメントの変化を予測した。



注目

ドル円の今年のレンジは87円10銭(1月21日)〜101円45銭(4月6日)で、61.8%戻しが95円96銭、50%が94円27銭、38.2%戻しが92円58銭に当たる。どのフィボナッチレベルをとっても、今よりは円安方向に持って行かれそうで、95円当たりが適正な水準かとも思うが、直線的にはゆかないだろう。







11月12日(木)




BOE, RBNZ総裁発言で、ポンド売り、NZD売り優勢に

米国、カナダが休日で、流動性が薄いようだ。

昨日はポンドの乱高下が目立った。ドル円では、午前中はドル売り・円買い、金価格が1,114ドル台に史上最高値を更新してきたことで、ドル売り優勢の中、AUDを初めとする資源国通貨が堅調となった。ただし、この動きは、RBNZのボラード総裁から、NZDの過大評価発言があり、ロンドンフィックスでは資源国通貨の調整売り、ポンドの急落もあり、ドル買いが優勢となるセンチメントで戻ってきたように感じている。



注目

ドル円は、89円〜90円50銭のレンジをどちらに、どのような要因でブレークしてくるのか注目している。多くの参加者が、ドル安を予想しており、ドルショートが積み上がった状態だとしたら、個人的にはドル買い方向が優勢かとも思う。資源国通貨、欧州通貨にも対ドルで、一時的な調整売りが入りそうなトーンで見ている。











11月11日(水)



最近のドル安要因が継続、ドルの下値は堅い?

11月4日(水)のFOMCでは「米国金利を長期間、異例の低金利を維持する」との発表、6日(金)の米国雇用統計における失業率10.2%は、26年半ぶりの弱い数字、それに終末のG20財務相・中銀総裁会議では「景気刺激策の継続を約束」と一連のイベントの結果が今の「ドル安・欧州通貨高、オセアニア通貨高」となって表れているように思える。ドル円のレンジ、91円〜89円50銭のレンジの中で、今はやや円高寄りの水準、クロス円は、一時ユーロ円が135円、AUD円が83円80銭台と付けるなど円安傾向ではある。しかし、クロス円での円安傾向もややピークを打ったように感じている。



注目

ドル円は、89円台後半で下値は限定的のように思える。
しかし、89円50銭のサポートを切ると、さらに円買い・ドル売りの圧力が重くのしかかってくる。逆に、90円30銭を上抜けしてきた場合には、91円の再トライの芽も出てくる。
株価・原油・金価格といった要因がカギを握っているように思える。
資源価格が資源国通貨に与える影響も重要だ。AUDドルは、10月末の0.8990から、今朝の0.9310まで3.5%の上昇、AUD円でも81円から83円60銭まで3.2%のAUD高となっている。金価格の急騰してきたこととドル安、資源国通貨高は無関係ではなさそうだ。

今日は、BOEのインフレレポートに注目したい。











11月10日(火)まで休刊です。




11月2日(月)





米国大手ノンバンクCITの破産、NYダウの大幅下落から円買い優勢




今朝入ってきたニュースとして、米国ノンバンク大手のCITが破産法を申請した。

為替市場は、すでにリスク回避の円買いから始まり、ドル円では先週のNY終値90円10銭から「窓」を開けて89円90銭付近でオープン、NZやシドニーで89円55銭付近までの円買いが入った。その後は89円70銭付近。





注目

今週は、各国中銀の金融政策が、目白押しに発表される。3日にはRBAが政策金利を現行の3.25%から3.5%に上げてきそうだが、0.25%の引き上げは市場に織り込み済みであろう。0.5%を引き上げなければ、市場にサプライズを与えないだろう。4日のFOMCでは、米国の金利は変わらないだろう。コメントに注目。5日には、BOEの金融政策会合,ECBの理事会で政策金利と金融政策のスタンスが発表され注目したい。





休暇の連絡

来週は、お休みをいただきます。

11月4日(水)から、10日(火)までの5営業日をお休みとし、

11日(水)より、配信しますので、よろしくお願いします。





NY、カナダは今週より冬時間となります。

これで、日本とNYの時差は、14時間となりますので、ご注意ください。



香川彰男














10月30日(金)





米国GDPが改善、円売り・ドル売り優勢



アジア時間は、リスク回避の円買い・ドル買いが優勢でドル円は90円25銭付近まで下落、ユーロドル、ポンドドル、資源国通貨でもドル買い一色の市場であった。欧州時間に市場のポジションがドルロング・円ロングになったと思われ、ロンドン時間では、ショートカバーから円売り・ドル売りが入ってきた。21時30分に発表された米国7−9月のGDPが市場予想の3.2%を上回る3.5%と発表され、ドル売り・円売り優勢のうちに戻ってきた。





注目

今日から株価は回復軌道に乗り、原油価格、金価格にも一時の調整売りから買いが入ってくるのではないだろうか?金価格は、10月14日に金価格が1,071ドルに史上最高値まで上げたのは、中国の為替操作の一環であったとみているが、今回はNY市場でのドル売りが主因だろう。今日は、ドル円が回復軌道に乗り、株価は世界的に堅調さを取り戻すのであろう。本日、月末も多くの経済指標が発表されるがリスク選好が進みそうだ。





10月29日(木)





リスク回避の円買い・ドル買い継続



アジア時間は、豪州7−9月のCPIがほぼ予想通りの+1.0%(前期比)、+1.3%(前年比)と発表されたことで、将来の利上げ期待が後退したとの判断から、AUDに売りが入ってきた。欧米時間帯では、ユーロ円での円買いが主導する形となってきた。米国耐久財受注は好調な数字であったが、新築住宅販売件数がさえず、NYダウが値崩れ、リスク回避の円買い・ドル買いが優勢となった。



注目

本日は、米国7−9月期のGDPに注目。予想では、+3.1%とプラスに転換する見込みである。主要な株式市場が、ほとんど総崩れで、今日の日経平均も弱そうだ。やはり、リスク回避の円買いとなりそうで、アジア時間ではドル円・クロス円は頭の重い展開となりそうだ。米国時間に、ドルがGDPでサポートされるかどうかに注目している。







10月28日(水)


米2年債入札好調でドル金利下落



米国経済指標が強弱マチマチとなる中、2年債の入札が好結果となったことで、10年債金利が3.450%に低下、ドル売り要因となった。しかし、ケースシラー住宅価格指数が4カ月連続で下落幅を縮小する一方、消費者信頼感指数が弱含むなど、リスク回避のドル買い・円買いも入るという展開。ドル円・クロス円はドル安・円高。一方、ユーロドルではユーロ安・ドル高となっている。資源国通貨も、一時はドル買いが優勢であったが、市場のセンチメントが、ドル安へと変わりつつあるように思える。







10月27日(火)




中国外準騒動で一時91円50銭台、海外は動意薄

先週の流れから、ドル円は92円台で始まりドル買いが優勢となる市場のセンチメントであった。タイミングを見て、中国からの外準シフト報道が出され、一時ドル円での円買いが活発となった。報道内容が一部修正されたとの見方も出回り、91円後半へ戻る動きとなった。今朝は92円20銭台まで上げてきた。

注目

ユンケル、ユーログループ議長の中国訪問に注目(年内)

中国は、国際競争上、円安阻止、日経平均の上値を抑えたがっているのではないかと、見ている。あくまで、個人的な見方であるが、今後の為替・株式市場を見る上で、無視できない要因と思っている。ユンケル・ユーログループ議長が、中国と為替問題を話し合うといっているのには、それなりの訳がある。



香川彰男、2009年10月27日、午前7時10分







10月26日(月)



リスク選好期待度上昇でドル買い優勢



週末23日は、NYダウが下落、原油価格、金価格も下落しリスク選好から、ドル買いが優勢な展開となった。今週の米国債入札に荷もたれ感が出てきたおり、ドル金利が上昇したことも、ドル買いをサポートした。又、ポンドがGDPの予想外の弱さから急落してきたことで、ポンド売りが入ったこともドルを押し上げる形となった。



注目

今週は月末週ということで、数多くの重要指標が発表される。特に29日(木)の米国7−9月のGDPは4半期ぶりにプラスとなりそうだ。27日のケースシラー住宅指数、30日に集中する米国9月の個人消費、PCEデフレーターなどが重要。

さらに、27日のカナダ中銀(BOC)首脳による議会証言、ガイトナー米財務相の議会証言といった要人発言にも注目したい。







10月23日(金)




台風の眼はポンド



クロス円は、ポンド円の動きにつれて上下した。ポンド円は、一時9月11日以来の151円98銭と152円に迫る水準まで値を上げたが、タッカー発言で150円57銭まで下落した後、今朝は151円80銭に戻って来た。この動きがクロス円全般を主導した。ドル円も、91円72銭まで上げた後、利食いの動きから91円20銭までの調整売りが入ったが、今朝は91円30銭台。NYダウの上昇が、各通貨が対ドルストレートで上昇してきたことによる動き。





注目

本日は、ドイツIFO景況指数(10月)が発表される。予想は若干の改善傾向で、ユーロをサポートするか?英国のGDPも改善となりそうで、ポンドはまだ台風の眼になるかもしれない。米国時間では、23時の中古住宅販売件数に注目。これも強そうだ。








10月22日(木)





欧州通貨・クロス円に買い



最近、売られ過ぎていたポンドに調整買いが入り、ユーロドルは1.5047まで上昇。買われ過ぎていたCADには1.0564までの売りが入ったが、高値では1.0379までの米ドル売りが入った。NZDは、ボラードRBNZ総裁の「NZD高は利上げを妨げない」といったコメントに朝方の0.7485から0.7635へと昨年7月以来の高値まで上昇する動きも見られた。

米国ウェルス・ファーゴに対する投資判断引き下げ・ヘッジファンド、ガリオンの清算によるNYダウ1万ドル割れが背景だが、欧州通貨・円の高値では、リスク回避のドル買いも見られる。






注目

?本日は中国から多くの経済指標が発表される。7~9月期のGDP, CPI、小売売上高、

鉱工業生産と重要指標ではある。GDPは、前期比年率で9.0%と前期の7.9%を上回りそうで、各指標とも好調な数字となりそうだ。

?米国ヘッジファンドのガリオンが保有していた株式銘柄が午前4時に発表された。清算手続き上、売却せざるを得ないのであろう。株価の下落は、ダウのマイナス92ドル上回りそうで、本日の株式市場に注目。










10月21日(水)





ドルストレートでのドル売りに一服感




RBAによるタカ派的発言「低金利はもはや必要ない」とのコメントや、藤井財務相から「円高はドル安から来ている」との失言に、ドル円は90円07銭までの円高となった。


カナダ中銀は、政策金利を予定通り0.25%で据え置いたが、「通貨高は成長要因を打ち消し、マイナスへと押しやる恐れ」とCAD高懸念に触れたことで、CADに売りが入り、米ドル買いが入った。この動きが、ドル円で90円07銭をつけた後の91円08銭までの急上昇を招いたか?NY終値は90円70銭台でかえってきた。





注目

本日は、17時30分にBOE金融会合(10月7~8日)の議事録。日付が変わって、午前3時にはベージュブック(地区連銀経済報告)が発表される。経済は最悪期を脱した模様だが、地区連銀の見方に注目したい。







10月20日(火)




リスク回避の円買いから、センチメントはリスク選好へ



米国テキサス・インストルメンツ、アップルといった企業の好決算から、NYダウが1万ドルを回復、原油は79ドル台(+1ドル)、金価格は1,058ドル台(+6ドル)と、リスク回避の円買いが後退、リスク選好が優先、ドル売りに結びついた。



昨日はリスク回避の円買いドル売りからスタートした。BOAやGEの決算結果が弱かったこと、ミシガン大学消費者信頼感指数もさえないレベルとなり、NYダウは1万ドルを割って来た動きからのリスク回避であった。欧州後半にドル売り一段落となったところでユーロ売りにも警戒感が出始め、ドル、ユーロが買い戻されるという展開。資源国通貨は、堅調さを保っていた。



注目

今日はバンク・オブ・NY メロン、ステートストリート、21日は、注目のモルガン・スタンレーの決算が出てくる。本日の経済指標は、米国9月のPPI,コアPPI、それに住宅着工件数が発表されるが、PPIは弱く、住宅着工は強い数字が出そうだ。










10月19日(月)



ドル、乱高下の末,堅調に推移



ドル円は欧州時間に91円をあっさりと上抜け、91円30銭まで上昇、その後のGEやBOAの7−9月決算がさえない結果となったこと、それに伴いNYダウが1万ドルを割れてきたことにより、リスク回避のドル買いにユーロドルも1.4849(高値1.4960台)までユーロ売り・ドル買いが入った。しかし、24時のロンドンフィックスで、ドル売りが優勢となる動きに90円50銭台までの円買いが入り、NYは90円90銭付近で引けてきた。

今朝は、91円台に乗せてきている。




注目

中国の為替戦略は、89円50銭〜91円50銭を中心とした、レンジ・バイナリーでせめてくるだろう。金を買い上げ、ドル安に誘導できる範囲は狭まってきており、つぎの一手に注目したい。






10月16日(金)




昨日の主役はポンド、ドル円も連れ高



カタールの国営投資ファンドが英国スーパー・マーケット・グループを買収との噂に加え、スウェーデン最大のエネルギー会社が英国の原子力産業に数十億ポンドを投資するとの報道も加わって、ポンドが急伸した。ポンド円は、朝方の143円フラット近辺から147円50

銭台の高値まで、4円55銭もの上昇を示した。ポンド円につれて、ドル円にも買いが入るという動きで、90円を上抜けしたあとは、相当のストップ買いで手元の控えでは90円79銭までのドル買いが入った。



注目

ドル円は90円79銭まで上昇したのち、90円30銭付近にまで落とされた。今朝は90円50銭台にあるが、昨日の高値90円79銭は、90円80銭のオプションバリアの防戦売りかもしれない。91円には間違いなく防戦売りが入るのだろう。91円を防戦できるかどうかが一つの試金石だろう。







10月15日(木)




金価格の変動が為替を動かす



為替市場の大きな要因が、株価から資源に移って来た。リスク選好の高まりによるドル売り・円売り、リスク回避からのドル買い・円買いは、依然として市場要因とは残っている。

しかし、今の市場では市場最高値をつけた金価格の動きが最大の要因であろう。



昨日は、米国9月の小売売上高が、予想より強い数字と発表された(マイナス1.5%、予想マイナス2.1%)ことから、一時ドル円は、安値の88円85銭から89円90銭まで持ち上げられた。この動きはリスク選好の円売りとみている。



注目

今日の注目材料は、ユーロ圏及び米国のCPI(9月)が発表される。

21:30分にはNY連銀製造業景況指数、23時にはフィラデルフィア連銀も同指数を発表る。

いずれも市場影響度は高い。




10月14日(水)





金価格先物が市場最高値、一転ドル売り




東京時間から欧州前場までは、ドル買い優勢の勢いで、ドル円は89円60銭台を安値に

90円19銭までのドル買いが入るという展開であった。ところが、金価格が1,070ドル付近まで市場最高値を超えて上昇すると、89円45銭までのドル売りが一気に出され、89円50銭のオプションバリアを下抜けしてしまった。

金価格の高騰に原油価格も73ドル台ミドルまで上げてきた(NY終値は74.15ドル)ことで、資源国通貨がAUD円は81円78銭、NZD円は66円61銭と、一時は年初来高値をつけにゆく動きとなった。





注目

今日から米国大手金融機関の決算が発表される。本日はJPモルガン、15日(木)はGSにシティグループ、16日(金)はBOAと続く決算発表には注目しているが、「どれだけ改善したか?」に焦点が当てられよう。米国からは21:30に9月の小売売上高が発表され、今週の焦点とみている。日付が変わって午前3時には、FOMC議事録も出てくる。金融緩和の出口戦略について触れるとドル買いをサポートする。バーナンキ議長より、すでに9日に「経済見通しが改善すれば、出口戦略を準備」との発言もあり、どこまで盛り込まれるかに注目したい。




10月13日(火)






リスク選好から、NYはドル売りで対応



昨日は東京とNYが休日だったが、アジア時間ではドル買い優勢の展開となった。

ドル円は、89円後半に始まり、90円前半から90円40銭までのストップを巻き込みながら90円47銭と50銭の手前まで上昇した。



90円50銭の節目には、オプション・バリアや輸出筋のドル売り意欲も強いようだ。



一時、NYダウが、祝日ながら年初来高値の9,920ドル台に上昇したことで、リスク選好のドル売りが優勢となり、ドル円は89円後半に下落、NY市場はドル売りで対応した。本日は日経平均が改善することで、リスク選好の円売りがどの程度になるのかといった点に注目している。






10月9日(金)



資源国通貨に買い



豪州9月の雇用統計が好調であったことをきっかけに、AUD買いが優勢な展開。

NZD、CADも底堅く、原油価格も底堅く推移した。さらに、ECBからは、トリシェ総裁が、巧みな記者会見で、事前に予想されていた「ユーロ高懸念」には触れなかったことから、ユーロドルに買いが入り1.48台をつけたが、すぐにユーロロング筋からのユーロ売りで、1.4730付近まで落とされるという動き。ただし、1.4730割れには中東筋からのユーロ買い意欲もあり、今朝は1.4790台での推移となっている。



注目

本日は、日本の機械受注、ドイツのCPI、米国8月の貿易収支に注目が行くが、どれも最重要な指標というわけではない。機械受注も、昨日の工作機械受注がマイナス61.9%(8月はマイナス71.5%)と先行指標としては相当に弱っている。ブレの大きな指標であまり参考にはなりそうもない。週末のポジション調整主体の動きとなりそうだ。







10月8日(木)




ポンド売りに藤井発言で、一時88円01銭



昨日の市場はポンド売りから。一昨日の英国8月の鉱工業生産が、予想を大きく下回ったことから、ポンドに対して市場は一層にネガティブとなったようだ。さらに、またもや藤井財務相の発言が円買いを加速した動きも加わり、ドル円は一時88円01銭と1月23日の87円97銭以来の円高となった。88円のオプション・バリアを防戦するドル買いに、ショート筋もドルを買い戻す動きから、今度は89円台に戻るという動き。市場の安定を望んでいる、通貨当局者から、再三にわたる円高誘導とも思われる発言に77歳のご本

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